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グローバル・アジェンダ・セミナー(GAS)第2回

Posted by yishikura on 2010/02/08 09:32 in セミナー・シンポジウム, 世界とのコンタクト

2月6日土曜日に第2回GASセッションがアカデミーヒルズで開かれました。For English=> 最初の全体セッションでは、私が第1回で議論した「日本の存在感のなさ」という課題を使って、それを解決するためのProblem Solvingの2つのアプローチを説明し、その後、ICSの学生二人にそれぞれの選んだテーマを5分ずつ説明してもらいました。(これはすべて英語です)

その後、グループにわかれて、参加者の皆さんが準備してきた自分のテーマを5分で説明し、グループで議論しました。その後、全体セッションにもどり、参加者のうち、お2人にテーマを説明していただき、質疑応答をしました。いろいろ質問が出ましたが、こうしているうちに、少しずつでもテーマの選び方、やり方などがはっきりして来ると良いと思います。(質問していただけると、どこが疑問点か、どこで悩んでいるか、がわかるので)

その後、GASのアドバイザリーボードである竹中平蔵さんに登場していただき、今年のダボス会議の印象(その後のスペインの会合も)を話していただきました。ダボス会議の沿革、3つの主な機能などが竹中さんのポイントでした。3つの機能とは:

1)世界の潮流の定点観測ー毎年、Global Economic Outlookなどが話題になるが、今年は昨年に比べてCautiously Optimisticだった。またサルコジ大統領の新しい資本主義、規制の強化、新しい通貨などの提案、それに対するLarry Summersの見解など、議論がダボス会議から形作られていく(そこで出たGlobal Economic OutlookのセッションはWebcastでそのまま見られます。)

2)国の絶好のIRの場ーダボス会議のメディアへの露出度はG8サミットの3倍

今年は「アジアの年」であり、アジアの政治家が多数出席(たとえば韓国の大統領、中国、インドなど)したが、日本の鳩山総理は土壇場でキャンセル。(プログラムにも名前とセッションがのっていた)

3) 「ダボスの裏庭」といわれる各種のPrivate Meeting, Informal Meeting, Bilateral Meetingに大きな価値がある

その後、参加者と質疑応答をした中で、アジア共同体構想、日本のメディアの役割、日本の役割(Gateway)などが出ました。(これもすべて英語です)

セッションはそれで終わり、その後、3月の会合のテーマや事前課題の説明、GASのグループ内で用いるDocomoのBlackberry(これは無料提供していただいています)の説明があり、セッションは終わりました。その後、ヒルズクラブに会場を移して懇親会をしましたが、今後ゲストスピーカーで来てくださるUNHCRの守屋さん、WWFの山岸さん、HRWの土井さんも参加していただき、楽しいひと時でした。

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合気道とパンケーキの日曜日

Posted by yishikura on 2010/02/07 19:59 in Off time

今日は朝から2週間ぶりに合気道のクラスに行ってきました。For English=> 風がとても強くスタジオの窓をあけていると、木枯らしの音が強く聞こえるほどで、それほど汗をかかずに1時間を終わりました。その後、昨晩作ったパンケーキやスイスのお土産のチョコレートを持って、闘病中の母と介護をしている父の所へ行きました。先週は海外にいっていて、行けなかったので、2週間ぶりでしたが、最近毎日とても寒い日が続くので、80代の両親にはなかなか厳しい毎日です。

それもあって、最近本で読んで、とても暖かい気持ちがしたパンケーキをミックスから作ろう!と決め、昨晩、試してみました。30分ほど寝かせ、鉄とテフロン?のフライパンを2段構えに焼きました。焼き加減はかなりうまくいったような気がしたのですが、冷凍しておいたものを今日の夕方にもっていって、両親の家の電子レンジで温めた所があまりうまくいかず、ふわっとしていたのが固くなってしまいました。 本に書いてあったようにやったのですが、それにもなかなか最初はうまくいかないので、何度も繰り返すうちにうまくなる!と書いてあったので、またトライしてみることにしました。さすがに帰ってきたら、ここ2週間の忙しいスケジュールを一度に感じたせいか、かなり疲れました。。

 
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マラソン2週間。。

先週からぶっつづけで、スイスのダボス会議に出席、そのまま帰ってきて、今週のクラス、ゼミ、Independent Researchのミーティング、その他数々のミーティングで毎日次の日の準備をぎりぎりまでするという2週間が終わりました。For English=>

今日はGlobal Agenda Seminarの2回目、その後の懇親会と続きましたが、無事終わったので、少しリラックスした気分になりました。帰りは風がとても強く、冷たくて、六本木ヒルズはまっすぐ歩けない位でしたが、気が抜けてがっくり来ないようにと思っているせいか、あるいはこの間ICSの卒業生にGinsengをいただいて、それを飲んでいるせいか、(今の所は)まだ元気です。 立春なのに、とても寒い日が続いていますし、体感温度はとても低そうです。世界で活動するためにも、体力はやはり大事だと思います。

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type「コンサルタント新時代」

Posted by yishikura on 2010/02/05 05:40 in プロフェッショナル, ロジカルシンキング

今書店に出ているtypeという雑誌に私のインタビュー記事が出ています。昨年、いろいろ続けてビジネス雑誌や新聞の取材を受けた時にそのひとつとしてインタビューされたものです。それ以前TypeにはICSの記事を何度か出していただいていたので、てっきりそれか!と思って取材を受けました。

その予想とは全く違って、Typeが今までの「求人情報誌」からコンサルタントの「キャリアデザインを考察する雑誌」へ変身するそのタイミングにコンサルティング関連の話としてインタビューされました。コンサルティング会社の方々がいろいろ書いておられますし、昨年、あるセミナーでご一緒した岩瀬大輔さんも出ています。

300円という信じられないような値段にびっくりしました。ウェブサイトからいろいろ情報も得られるので、一度ご覧ください。

 
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自分の力を知る

最近ブログの英語版には、Everything is relative?というテーマで、何をReferenceするかによって判断が変わる、ということを、気温や都市の状況の事例などを使って書きました。同じような観点で考えると、今回ダボス会議にいって一番感じたのは、自分の実力(のなさも含めて)です。For English=>(Partially)

オープン化が進み、世界では、国も企業も、個人もみなが同じようなレベルで、競争、切磋琢磨しています。そういう中では少なくとも、1)内容(コンテンツーしっかりした意見、見解、新しい見方、実績)と2)それを世界という場でどうコミュニケーションし、議論するか 3)周囲と協働してより良いものをつくっていくか、という力が不可欠です。 理想的には、この3者をすべて持っているのが良いのですが、一方3つのうちの何も持っていないと、21世紀の世界では存在意義がなくなり、しだいにその存在は忘れられてしまいます。

ダボス会議(だけではありませんし、ダボス会議がどれだけ21世紀の世界を代表する場であるかについては、いろいろな疑問がありますが、身近な事例として)のような場ではこうした力を持つ人々が集まっています。そこで、こうした場にいると、自分(や自分の属する組織、国も含まれると思います)の「世界における力」が良く見えてきます。

今回2年ぶりにダボスにいって一番感じたことは、世界(特にアジアー中国、インドを中心に)がどれだけのスピードで進み、力のシフトが起こり、世代がどんどん交代しているか、という点です。特にアジアでは若い世代の起業家、政治家などリーダーがどんどん出てきていて、そのエネルギー、上記3つの力を備えている人が出てきていることには圧倒されるばかりです。一方、欧米のリーダーは、3つの力を持つ人々はかなりいますし、それなりにエネルギーもありますが、相対的には存在感や力が幾分減少している傾向にあり、新興経済の勢いにはかないません。

自分の力を考えると、1)が全く不足していること、2)3)は何とかできそうなことが良くわかりました。しかし1)が基本なので、これを何とかしないと、今後はやっていけないということも良くわかりました。また私の場合、2)と3)も、かなり周到に準備をして、自分で準備の度合いに自信を持ち、納得してやらないとうまくはできない、ということも実感しました。同じような活動をしている人でも実績があり、場もたくさん踏んでいて、それほど準備をしなくても2)と3)ができる人を何人か見たので、特に自分に必要な力、活動がわかってきたのだと思います。

また参加したセッションでは、やはり圧倒的にすばらしいと思ったのは、1)を持つ人々です。こうした人々は国籍、年齢、性別、分野などは全く関係なく、世界で認められます。(もちろん2)がないとそれを知らせられませんが。。。) 私がすばらしいと思った人たちは、国籍などはほとんど関係ないし、本人もそれを意識したりアピールはしていないようでした。 自分の力を知るという点では、今回のダボス会議はとても私にとって有意義でした。

 
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日経2月2日夕刊「十字路」コラム

Posted by yishikura on 2010/02/03 08:24 in イノベーション, 戦略シフト

昨日2月2日の日経新聞夕刊5面「十字路:不毛な二分法」というコラムに東レ経営研究所の増田貴司さんが「戦略シフト」を引用してくださっています。最近はアマゾンのランキングでもぱっとせず、勢いがないなあと思っていた所だったので、昨晩遅く(15時間の日の後)で夕刊を読んでいて、コラムを見つけた時はとてもうれしくなりました。

増田さんの提唱される「不毛な二分法」という考え方は全くその通りだと思います。先週までいっていたダボス会議など世界の会議での議論は、「あれかこれか」という対立の構図ではなく、代替案が多数あり、いろいろな基準でそれを評価する、ポートフォリオで考えることなどを特色としています。世界が多様な中、またステークホルダーが多数いる中では、二律背反、二分法、対立の構図にしてしまうと、イノベーションや新しいアイディアは出ないので、いかにそれを超えるかを考えることが必要です。今までの枠組みを壊して新しいものを創造する所に新しい成長があると思います。

海外から日本に帰ってくると、あまりに活気がないのにびっくりしてしまいますが、そのひとつの原因はこうした不毛の二分法にあるのかもしれません。

 
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15時間の日

Posted by yishikura on 2010/02/02 22:44 in ICT, イノベーション

今朝はICSでProblem Solving のクラスが8時半からあり、その後、打ち合わせ、ミーティング、次の学期のコースの説明、そしてゼミと15時間の忙しい日でした。

Problem Solvingでは、各学生のケースの第3ラウンドとして、それぞれのDecision Makerに10分で自分の提案をプレゼンテーションするという設定でした。 2つのグループに分かれてやっていますが、2時間の間にみな学ぶ点がとても多いと感じました。最初は???という感じで始めても、他の学生からのコメントや質問、私たちの説明などを経る中で、みながだんだんわかってきていることが感じられて、手ごたえがあった2時間でした。

その後、今週土曜日に開かれるGASの第2回の打ち合わせをして、これから使うことになっているBlackberryのやり方を教えていただきました。キーボードがタイプとは幾分違うので、なかなかパスワードの確認ができませんでした、もうすぐ慣れると思います。

その後、Term3で教える予定のCompetitivenessのコースを紹介しました。今回はすでに4月下旬にゲストスピーカー数人とのフォーラム、またEUの方をお招きしたクラスも計画しているので、これまでとは違ったコースになりそうで、とても楽しみにしています。ダボス会議の会場でこのコースの創始者であるMichael Porter教授に会い、しばし話をしました。このコースは私にとってもとてもやりがいのあるものなので、毎年少しずつ工夫を重ねています。

その後、6時半頃からやっとゼミを始めることができました。今日はダボス会議でのセッションのサマリーを使って、Social Mediaの意義、Future of Employment, Next Global Crisis, Art, Design and Digital Mediaなどについてみなで話しました。ダボスでは明らかに今までとは全く違う新しい時代が始まりつつあることを私は感じたので、特にSocial Mediaなどとの関連でいろいろ議論したのが印象的でした。これだけ情報発信や共有が自由にできるようになると、ただ知識を得るのではなく、情報を自ら判断していく力が不可欠になるので、今までの教育とはかなり違った形をとることが予想される、ポテンシャルもあるけれど、新しい力をつけなくてはならないので、怖い点もある、など議論が進みました。光と影の部分があり、今までとは違う新しい能力が必要になってくるので、大きなチャレンジでもありますが、限りない可能性も開かれていると思います。

Hackerの話は皆とても興味を持っていたみたいです。

 
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ダボス会議いろいろ

Posted by yishikura on 2010/02/01 21:52 in What and What not to do, 世界とのコンタクト

2年ぶりにダボスで開かれるいわゆる「ダボス」会議に来ましたが(世界経済フォーラムが主催しているそれ以外の会議にはここ数年いくつも参加しています)、規模があまりに大きくなりすぎているのでは、というのが印象です。2年前も、満席で入れないセッションが多く、一方、周辺ホテルで開かれているセッションの数も膨大で、スタッフもいれると4000人にも達するほどの人が小さなスキーリゾートにいるので、道路は混むし、セキュリティには時間がかかるし、と思いましたが、今回はさらにその印象が強いです。

最近は、ITを駆使していてPlenaryで行われるセッションはほとんどリアルタイムでWebcastで見られるため、今回も、それ以外のセッション、物理的な場にいなくてはならないセッションをという方針で私はセッションを選びました。何といっても興味深いのは、WORKSPACEやideaslabという形で行われる各種のブレーンストーミングです。WORKSPACEはDiscussion LeaderもFacilitatorも何度か今までにやっていますが、今回はCross-IndustryのTalent Mobilityに関するセッションのFacilitatorをHBSのDavid Thomasと一緒にやりました。このテーマは、今まで1年以上活動していますし、Workspaceセッションについても、電話会議や直前まで準備をしており、当日もちょっとした点を修正したりしたせいか、とてもうまくいき、参加者の満足度は非常に高いものでした(これはスタッフに後で聞いて、私もとてもうれしく思いました)。

ideaslabは、MITのセッションが満席で入れなかったのが残念でしたが、参加したGlobal Redesign InitiativeのRisk SessionとHarvardのヘルスケアのセッションはなかなか興味深く、いかにも参加したという感じが残りました。こうしたブレーンストーミングのセッションは、ただ聞いているだけではなく、どんどん発言する必要がありますが、参加者のエネルギー・レベルを高く保てれば、Creativeでおもしろいアイディアが多数出ます。「見る」のではなく「参加できる」のが一番の面白さですし、ダボス会議の醍醐味だと思います。

ideaslabはここ1年でかなりの数に参加したり、Moderatorをしたので、このフォーマットに向いたテーマとそうでないテーマがだいぶ分かってきたような気がします。(このあたりは、今回も会ったRichard Pascaleなどと、どこかで話したいと思います)

今回初めての経験はStudioでのセッションです。Hacker’s Mindというセッションでしたが、これは新しい方式として、ポテンシャルが高いと思いました。もう少しInteractiveにできるともっと良いので、それがこれからの課題だと思います。

ダボス会議では「参加」ということについてかなり考えさせられることがありました。ITを駆使すれば、公開されている会議などはほとんどが見られるので、「見る」だけではほとんど来た意味はありません。それより、どんどん発言して、参加することがいかに重要かを再認識しました。同時に、参加するためには、場になれることと、かなりの試行錯誤が必要だとも思いました。こうした会合に出てきている人たちは、子供の頃、あるいは若い時から自分の意見をはっきり言う、質問する、何人かと議論を建設的に進めていく経験を積んでいます。そうした訓練や経験を積んでいないと、実際の「場」での発言や「参加」が難しいのだと思います。自分の経験を振り返ってみても、今は何となく場のルールや流れがわかるので、??と思われても意見を言う、質問をすることには抵抗がありません。しかし、最初のうちは、気後れしたり、発言するタイミングを逃したり、とんでもないことを言ったりということが良くありました。しかし、英語が母国語でない人が多いですし、とんでもないことというのは、ほとんどない(開発途上国では私には想像つかないようなことがあるので、一部の人に「とんでもない」ように思われる意見もその国や地域では当たり前)ことがわかってきましたし、そういうことにこそ会合や世界の問題を解決しようとする意義があることがわかってきたので、何でも発言しよう!という姿勢になりました。こうしたことは誰かに聞いてもわからず、やはり自分で経験するのが一番だと思います。

もうひとつ痛感したのは、コミュニケーションの力です。英語が母国語でない人たちでも、Broken Englishでも、意見をはっきり持ち、ちゃんと主張します。その中で、英語を聞く力がない、自分の意見をはっきり主張できない、議論の流れについていけないのでは、21世紀の世界を生きていくことはなかなか難しいと感じました。5-10年前位までは、英語が不得意と思われた中国や韓国の人は今ではほとんど英語で発言します。こうした中で日本は世界から全くかけ離れてしまったという感じを強く持ちました。

 
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ダボス4日目

Posted by yishikura on 2010/01/31 15:32 in セミナー・シンポジウム, 世界とのコンタクト

ダボス会議も4日目で、私にとっては最後の一日になりました。For English=>

今朝は朝食会があり(ものすごーく景色の良い高台にあるホテルのレストランでした。写真はソフトがセットできしだい、ポストします)、昨日WorkspaceのセッションをしたTalent Mobilityのメンバーと拡大メンバー15人程度で今後のステップを考えました。このグループとはここ1年以上一緒に活動しているので、基本的な合意があり、前向きに具体的な活動を考えることができて、会議をしても意思決定がどんどんできるので、とても楽しいです。

WEOその後、Congress Hallに来て、Global Economic Outlookという全体セッションを聞きました。これはFinancial TimesのMartin WolfがModeratorをして世界各国の経済閣僚が登場するパネルです。1)世界経済は回復の方向には向かっているが、景気対策に頼っている所がまだ大きく、Fragileであるため、あまり早く「出口」を求めることには問題があること、2)「新しい資本主義」がどんな姿になるかについて合意はないが、金融業界の規制などには各国の協調が必要であること、3)世界のRebalance(米国の過大消費を新興経済が輸出で補うというImbalanceの是正)にはかなりの時間がかかり、かなり複雑なこと、などが議論され、Wolfeがまとめていました。経済の回復に比べて、雇用が回復していないことが各国の政治的課題になっていることが何度も指摘されています(これは上記のTalent Mobilityにも大きく関係していることです)。いかに雇用が重要か、ということを痛感させられます。時間やスピードへの感度を経済閣僚などが強く感じていることがよくわかります。

Worldcupその後、すぐ今年6月に開かれる南アフリカのワールドカップのキックオフをして、ランチになりました。南アフリカのワールドカップを、サッカーだけ、南アフリカだけではなく、民間企業の投資のきっかけにして経済開発を進めたいこと、アフリカ全体としてアピールしたいと思っていることが印象に残りました。

その後、私はStudioで開かれたHacker’s Mindというセッションに行きました。(Studioで開かれたセッションは初めてです) これは非常におもしろいセッションで、どれほどIT SecurityがHackingできるか、がわかりました。同時に、こうしたHackerの発明、イノベーションの姿勢が世界の課題解決への糸口となる可能性があるか、ということがいろいろな事例からわかりました。IT分野で有名なModeratorの言葉ですが、若い人のOut of box思考は限りない可能性がある、と思いました。

今晩はConcertとGala Soireeがあります。明日朝早く、月曜日朝東京に帰った後、そのまま会合が続くので、適当な所で(昨晩夜中までパーティをしていた人がたくさんいたようです)休まなければと思います。

とここまで昨晩書きましたが、今は31日日曜日朝、チューリッヒ空港に行くまでの時間を使って続きを書いています。

昨晩1月30日は夜7時過ぎからLausanne Chamber Orchestraのコンサートがありました。ベートーベンのピアノ協奏曲と交響曲第4番でしたが、それまでの話とは気分が変わってなかなか楽しいものでした。その後のGala Soireeは、音楽あり、ダンスありで、私にとっては最高に楽しいものでした。南アフリカ主催でしたが、まず広い場所(数時間の間に会議のスタイルから迷路のようなパーティ会場に模様替えをする早業はいつでも驚きです!ラッシュの電車のように混んでいました!)でカクテル、簡単なスピーチがあった後、バンドが次々と演奏し、ダンス好きな人はすぐにダンスフロアに広がって、キャーキャーいいながら、ステップを踏みました。私はこうした楽しみ方がとても好きなので、本当に楽しいものでした。Soireは明け方まで続くのですが、私はワインも飲み、ダンスもして十分楽しんだので適当な所でホテルに帰りました。40周年記念ダボス会議はこれで終わりです。

感じたことはいろいろありますが、それはまた別の機会に書きます。

 
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ダボス会議3日目夜

ダボス会議も3日目となると、最初の日にくらべて人数も少なくなってきますし、アンケートの回収が始まったりして、幾分終わりに近づいてきたという感じがします。

3日目29日の昼はInfosysが主催したSocial Network vs. CEOというランチ・パネルに行ってきました。Reuters, Cisco, Manpower, InfosysのトップとINSEADの教授がパネリストでしたが、基本的にはFacebook, Twitter, You Tubeなどのメディアが出てきたことから、企業には大きな機会が開かれているというメッセージでした。もちろんデマにどう対応するか、膨大な量の情報が来るのをどう処理するか、など「影」の部分もあるのですが、誰もがどこからでも情報を発信、返信、共有できるということは今まででは考えられなかったような機会を提供するというプラスの面が強調されていました。

サウジアラビアのかなりの数の女性が一日数時間ネットに向かっていること、世界のどこにいる人とでもバーチャルな仕事ができること、宣伝広告をする必要がほとんどなくなったため、利益にもインパクトがあった、など具体的な話も出て、興味深いものでした。明らかに今までとは全く違う世界が広がっていることを感じました。

その後Harvard大学のヘルスケアに関するideaslabに行きました。行く途中でマイケル・ポーター教授に会い、しばし、近況やダボス会議の意義(一か所に世界の各分野のVIPが集まっていることなど)など立ち話をしました。ダボスではいろいろな人に会う機会があるので、それが大きなメリットです。(顔見知りでもどこで会ったかわからない人がたくさんいますが。。。) John MaedaがFacilitatorをしたideaslabでは、米国のヘルスケア、メキシコのヘルスケア政策、ヘルスケアにおける営利企業の役割、Outcome、Valueを中心とした考え方、アフリカにおける地域社会の開発などのアイディアを聞いた後、私は営利企業の役割のグループに入り、20分程度ディスカッションをしました。なかなか興味深いセッションでしたし、ideaslabはみなが参加してエネルギーレベルが高いので、とても楽しくエキサイティングです。

その後、たくさん開かれている中の、InfosysとHarvardのレセプションに行き、友人多数としばし話をして、ホテルに帰りました。睡眠時間4時間足らずの割には、元気で、充実した一日でした。(その後11時半からレセプションが多数あり、朝5時まで踊ったり歌ったりした人々もいたようです。さすがに私は疲れたので、帰って寝ました。しかし開放された気分で、ワインを飲みました!)

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