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IMG_8708 昨日2月14日バレンタインデーに劇団四季の「ウェストサイドストーリー」初日の公演にご招待いただいて、みてきました。For English=> 私はこの作品がとても大好きで東京でもブロードウェイでも何度か見ているのですが、数年ぶりに見て、本当に素晴らしい名作だなあ、と思いました。今回はキャストがまた若返ったようで、それもすばらしいと思いましたし、演出も新しく、とてもエキサイティングでした。何とオーケストラボックスから3列目の真ん中右の席だったので、舞台はすぐ前。最初のダンスシーンから時と場所を忘れてしまうほどでした。
この作品が最初に上演されたのは、1957年ということですが、どんなにこのストーリー、振り付け、音楽が革命的だったか、と考えると、昨年から脚光をあびているHamiltonと同じような感じだったのではないか、とふと思いました。(Hamiltonもものすごーくcreativeです!)演出と振り付けのJerome Robbins, 音楽のLeonard Bernsteinいずれも天才だ!と感じます。

私は最初映画で見て、夢中になってしまい、レコードを買って歌詞をすべて覚え、ダンスシーンなどもマネしたことがあります。この映画は、英語が話せるようになりたいと思ったきっかけのひとつだと思うのですが、当時は意味はまったくわからず、ただ歌っていました。意味がわかると素晴らしい詩だとも思います。舞台を見ていても、映画のシーンが目に浮かび、とてもなつかしくなりました。最初のシーンも印象的だったのです。(空高くからずっとよって、ジェット団のグループにズームインするシーンです)

ストーリーは50年代のものですが、ここ数年米国で起こっている人種問題、警察との軋轢、世界的な移民の問題など、今でもまだrelevantであることを考えると、こうしたメッセージは時代や地域を超えると思います。またアニタの役(女優の役としてはこれが一番良いと私は思います)を映画でやったリタ・モレノのインタビューを数年前に聞いたか読んだことを思い出しました。リタ・モレノは、アカデミー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞とperforming artsの分野の栄誉ある4つの賞をすべて受賞している数少ない俳優の一人です。今80代ですが、インタビューはinspiringでした。ひとつの賞を受賞するのも大変なのに4つとは、と本当に感心したことを思い出しました。プロフェッショナルとはこういうものだ、と感じたのです。

バレンタインデーの初日でしたが、これは悲しい愛の物語でもあるので、終わった時はみなしばし感動して、余韻に浸っているというか、茫然とした、といういう感じでした。それから少しして、カーテンコールが繰り返されました。

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