まだ暑い日が続いていますが、9月になったので、今年の夏を自分なりに思い返してみることにしました。For English=> 2013年の夏はいろいろな意味でそれ以前と違っていて、「今の自分」を知る機会となりました。

6月末から例年のようにカナダに行ったのですが、その前の数か月、なぜかあまりに忙しく(というか、仕事が増えたことと、予定がたてこみすぎたこと、その中でやりたいことを無理やりやったことなど)、国内出張の続いたすぐあとでカナダに出発という無理な予定をたててしまいました。かぜ気味で熱っぽかったのですが、何とかバンクーバーから3時間近くドライブし、いつも来ているウィスラーにつきました。

それまで余裕がなかったので、友人に前もってコンタクトしておく、レンタカーをちゃんとアレンジするなどの活動が後手後手にまわってしまい、あわただしい、どたばたした感じがありました。

ウィスラーについても、いつものようにスカッとした気分になれず、新鮮味が感じられないと同時に、違和感があって(私は通常、どこへ行っても2日位いるとそこの人のような気分になるのですが。。)自分でも戸惑ってしまいました。

体調が悪かったこともありましたが、大きな原因は、その直前に、来年3月でKMDを定年退職すること、その先はないことがわかったことでした。毎年ひとつずつ若返ろうとか、年齢は書かないでほしいなど、年齢をさけよう、忘れようという「あがき」をやっていたのですが、実際は3月に定年になることが事実として迫ってきました。なぜかその後もいられる可能性があるのか?と少し勝手な思いを持っていたこともあり、このニュースには、自分でも意外なほど衝撃を受けました。(その時はただ気分がすぐれないと思っていたのですが、その後よく考えてこれだ!とわかったのです)

それは、組織を離れて一人でやっていく時代だ、とか、自分の武器を探し続ける、など本や講演などでいっていた割には、私自身、かなり長い間、組織に属するという生活をしてしまったため、「一人で大丈夫なのか?」と思い始めたのです。 また、最近、「過去の人」になりつつあることは、いろいろな出来事などから自覚していたのですが、私の実力はこんなものか、と実感したのです。

こうした懸念より以上に大きかったのが、人にいっていることを自分でできない、という「だらしない自分」を知ったことです。(私がDepressionになるのは、いつもこのパターンが多いので。。)

体調が悪いことも助けにはならず、何もする気にならない、集中力がない、カナダでオープンな環境なのに、新しい人と気楽につきあえない、など、自分自身の持つイメージと違う「自分」がどんどん出てきて、さらにがっくりきてしまいました。(このあたりはブログにも少し書いたのですが、実際はもっとひどい状況でした。。。)

7月半ばころまで、こうした状況が続き、電話会議、電話でのインタビュー、締切をすぎてしまった原稿など、集中できない、頭が働かない、根気もなく、その結果、仕事の質は落ちるという悪循環ですっかり自信を失ってしまいました。依頼いただいた方に申し訳ない気持ちがあるし、かといってどうしてよいかわからないし、7月末の1週間、日本で毎日セミナーの予定があった、それも新しいテーマで、というのもプレッシャーになりました。

クリニックに2度通って、薬をもらい、次第に体調が回復してくると同時に、なぜ自分がこういう状況なのか、の原因を考えることができるようになってきました。意外に「だらしない」自分に気が付いたことがわかった時点で、気分はだいぶ晴れ、これからどうするか、に心が向くようになりました。

次第に日が迫ってきたので、新しいテーマについて調べ始めると、どんどん興味がわいてきて、夢中になってしまい、時間を忘れることが多くなりました。たまたまネットで調べたら、昔からの友人がその分野でいろいろ活動していることを見つけ、コンタクトして、いろいろ教えてもらったりしたことも、それまでの孤立した感じをなくす効果がありました。集中して時間を忘れるという経験が戻ってくると、元気が出てきましたし、買い物で会う人に声をかけたり、が気楽にできるようになってきました。こうして最後の1週間くらいは、新しいテーマの準備に集中して、日本に帰ってきました。(このあたりはブログに出ています)  ここまでが2013年夏のPart 1です。(まだPart2がありますが、明日にします!)