記事の詳細

アブダビのグローバル・アジェンダ・サミットの最終日、私は「ソーシャル・メディア戦略」という事例を共有するワーク・スタジオのセッションに参加しました。For English=> 「教育の改革」というセッションも同時並行で行われていたのですが、そちらはカウンシルのほかのメンバーに任せて、私の大好きなワーク・スタジオのセッションに行くことにしました。ソーシャル・メディアをどう使うか、特に私の属している教育とスキルのカウンシルのレポートをどう多くの人に知らせてインパクトを出すか、についてアイディアを得たかったからです。

ワーク・スタジオは、ただ話を聞いて質疑応答というのではなく、数人が自分たちの活動を紹介し、うまくいったこと、いかなかったこと、そこからの教訓を少し説明した後、小グループに分かれて、立ったまま、ホワイトボードを前にブレーンストーミングする形式です。(私たちが「ダボス。。を東京で」でやっているスタイル) 5つのグループの中で、crowd sourcingというグループに入り、どうすればソーシャル・メディアを有効に使うことができるか、話しました。

いろいろ実際に試している専門家?が数人いたので、とても興味深いものでした。こうした小グループでの議論によく使われる2軸をまずリーダーが提示し、そこからいろいろなアイディアがでてきました。2軸とは、create vs. advertise の軸とinvest vs. injectの軸です。(こう書いただけでは?という感じだと思いますが。。)

私自身に参考になったのは、「名前などをまずいれるステップを持ってくると、多くのひとはそこでやめてしまい、コメントの数は期待できない」「広く一般を狙うより、狭いニッチのターゲットが効果的」「実際のイベントにつながるように」「時間を限って」レスポンスを求める、というものでした。もちろん目的によって、これがすべてではなく、いろいろなアイディアが出たのですが、実践している人たちだからこそわかるのだろう、と思わせられるものが多くて、とても参考になりました。「プロトタイピング」の考え方が重要というのは、やはりそうか!と思いました。

そのほかのグループとしては、コンテンツのつくり方、ソーシャル・メディアとこれまでのメディアの組み合わせ、既存のプラットフォームに乗る、連携の重要性などが議論されていました。

その後、教育とスキルのカウンシルのメンバーともう一度会合をして、1月に予定している教育とスキルのレポートの詰めを行い、それぞれ宿題を持ち帰ることになりました。このカウンシルは生産性が高く、メンバーも多彩で、具体的な成果物も出てくるので、とてもやりがいがあります。全体レポートだけでなく、各国でいろいろな働きかけをしようという計画もあり、とてもエキサイティングです。(もちろん日本でもやります!)

1日遅れてきたため、開会の全体会議には出ていなかったし、それ以外の全体会議も、カウンシルの活動に忙しく、出ていなかったので、最後の全体会議に出ることにしました。世界の課題の全貌、今後どうするか、などがカバーされていて、意見の違いもいろいろな所で見られ、なかなか興味深いものでした。(遅れていったので席をさがしていたら、最前列に座っていた友人のIDEOのT. Brownが、カラフルな洋服(私の洋服のこと)だから、こっちに来ない?と誘ってくれたので、隣に座って聞きました!)

その後ランチがあり、たまたま前日Frontier Technologyというセッションで最後にコメントをしたOxfordの人とtrans-humanなどの 話をしたのですが、帰ってきたらすぐメールをくれました。論文や組織についてのURLを知らせてくれたので、さすが!と思いました。その後、夕方は「大学の将来」というセッションに出席し、ホテルを出て空港に向かったのですが、その時にバーレーンで人権団体の活動をしている若い女性(Hyper-connectedのセッションでディスカッション・リーダーだったことを覚えていたので、話かけた!)と、バーレーンの状況やバーレーンに住んでいた私の友人のことなど、話が弾みました。

会議は、こうした思いがけない出会いやそれぞれの分野の専門家との話ができるので、はるばるアブダビまで行くのも苦になるどころか、楽しく、有意義です。こうした機会を得ることができて、とても光栄ですし、なるべく多くの人にこうした機会をつくりたいという思いを強くしました。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る