記事の詳細

今日7月26日に第2回セッションが開かれるグローバル・アジェンダ・セミナー(GAS)は,2010年からはじまったセミナー・シリーズです。
For English=>  その第1期生であるANAの深堀さんが考えたBlue Wingという企業と社会起業家両方にメリットがあるプログラムが、ANAのグローバル戦略の1つの施策として、本格的に始まります。

2010年、Room to Read の創始者であるJohn Woodとのセミナーで、世界を変えようとする社会起業家の活動のコストの大きな部分を占めるのが航空費であることを知った深堀さんは、ANAの本業である航空サービスを提供することによって、こうした活動を支援できない、か、またANAの社会的活動としてもユニークなプログラムがデザインできるのではないか、と考えました。

Blue Wingと名付けたこのプログラムはその年の個人プロジェクトのグランプリをとり、私もANAのアドバイザリー・ボードの一員であったことから、ANA,のトップにも何度も説明しに行きました。

深堀さんが、一人でいろいろ考え、プランを修正し、社内でもいろいろな部門に働きかけ、昨年春にはボランティア・レベルでしたが、Blue Wing プロジェクト・チームが発足し、私もそのキックオフでお話する機会を得ました。

このころは、チームメンバーもパッションに燃え、エネルギーが高かったのですが、なかなかそこから進まず、今年春からようやく実験的にやってよいという会社のOKが出て、Blue Wingのウェブサイト、一般への告知とサポートの仕組みが整いました。

しかしいろいろな制約があって、なかなか一般の方からのサポートが伸びない中、このままでは実験プログラムの目標が達成できず、プログラム自体が立ち消えになる可能性が強いと思い、5月の「ダボス。。を東京で」では、サポートを伸ばすための具体的なアイディアをみなで考えました。

私もウェブサイトから毎週のようにサポートをしていたのですが、その後、しばらくたって、深堀さんから、全社のグローバル戦略の一つの施策としてBlue Wingを継続する、という知らせが来ました。4年間かかったのですが、あきらめず、努力を続けて、成果に結びつきつつあることを知って、私もとてもうれしく思っていました。

そうしていたら、今週月曜日に鹿児島へのフライトの中で、Blue Wingのプロモーション・ビデオを見つけたのです。ビデオを機内でやっていることを知らなかったので、あわててCAに聞いて、ヘッドホンで音声を聞きました。その後、木曜日に福岡にいった時も、またそのビデオを最初から見ました。(今度は出るだろうと予想して、待っていたのです)

Blue Wingはまだ始まったばかりですが、企業内で、社会的活動をする企業内社会起業家のアプローチ、そして企業が共有価値を創造するための好例として、Blue Wingは位置づけられると思います。今後さらにサポートしていきたいと思っています。

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る