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昨日朝、93歳の父のケアマネジャーから、「誰かが倒れたので、急いでxx病院にいく」と父が血相を変えて外出のしたくをして今にもでかけようとしている。。と電話がありました。何が何だかわからなかったのですが、父の携帯に電話をしますといって、早速父に電話しました。父はかなり混乱していましたが、私が倒れたと思ったらしく、私が電話をしたことで少し気が落ち着いたようです。そこで、父になぜ私が(あるいは誰かが)倒れたと思ったのか、と聞いた所、「xx病院から電話がかかってきた」というのです。xx病院の誰だったのか、とかは気が動転してしまっていて、全くわからず、電話がかかってきたかどうか(夢に見た可能性やillusionの可能性もあるので)も結局わからなかったのですが、父にはそれは「オレオレ詐欺」の可能性があるから、今度そんな電話がかかってきたら、必ずシニアレジデンスのフロントに確認するように、といいました。

後で、ケアマネジャーの人と話したのですが、父はとても険しい顔をしていて、気が動転していて、いつもと別人のようだった、といっていました。

結局、電話がかかってきたのか、あるいはそうでないのか、はわからないのですが、高齢になると、思いもかけないことが起こります。オレオレ詐欺など、普通に考えるとなぜ?と思うかもしれませんが、高齢者は感覚や神経がかなり違うので、特に家族が、といわれたら、ひっかかるだろうというのは、十分に想像することができます。

父の場合は、とても恵まれたシニアレジデンスに住んでいますし、ケアマネジャーの方もいろいろきめ細かい対応をして、私にもこうしたことは状況を知らせてくれるので、何とかやっているのですが、こんな環境にいない高齢者、そして家族のほうが圧倒的に多いと思うと、これから高齢化がさらに進む中、社会全体として、どう考えたらよいのだろう、と思ってしまいます。実際、家族の介護のために退職する人はかなりいますが、今後はさらに増えてくると思います。

私自身、「高齢化」とは知っていましたが、晩年の母をみていたり、母が亡くなった後の父の様子を身近に見ていると、高齢化といっても個人差が大きく、想像以上のことが起こることを実感します。もちろん私の経験はN=1なので普遍化はできないのですが、それでも現実に自分に起こってみると、ただ「高齢化」や「介護」を机上で議論するのとは全く違うことがよくわかります。

何が起こったのか、想像力を活用したり、すぐに何とか対処するという臨機応変さ、柔軟な考え方と行動が必要だと実感します。高齢者の変化は、世界の変化と同じようにめまぐるしいでので、計画をたてることはほぼできません。今の時代と同じともいえますが。。。

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