p1000390.JPGp1000388.JPG ボストンで、朝からハーバード・ビジネス・スクールの「競争力コース」のワークショップに参加しました。このワークショップは、競争戦略の世界的権威でもあり、私の指導教授でもあり、ICSが事務局をしているポーター賞の名前の主であるマイケル・ポーター教授が設計した「競争力コース」を、世界各地にある大学院で展開するために、5年前から毎年12月に開かれています。(左の写真はポーター教授とワークショップ。右は参加者、ワークショップはすべて、ケース討論のできるクラス・ルームで行われています)

 今年は通常の2日間に加え、かなり前からこのコースを世界で教えている人たちが、昨日(一日前)から集まって、地域(ヨーロッパ、南米、アジアなど)ごとに、組織的な動きをしようといろいろ企画しています。

 今日、明日は、通常の2日ワークショップで、今年初めて参加した人が40人程度、以前から参加している人が30人程度、それからHBSのスタッフが10人位で、朝8時から夜のディナーまで、ランチの時間もぶっつづけ(食べながら、ディスカッションする)でやりました。

 私は5年前から参加しているので、HBSのスタッフはもちろん、世界各地から来る人たちにも顔見知りが多く、一年に一度ですが、とても楽しく、学ぶことも多く、すばらしく良い機会です。毎年各地でやっている新しい試みにつぃての話を聞いたり、私が実験したことを紹介したり、と有意義な会合です。

 今日とても興味深かったのは、ノルウェイのチームが最新の技術(iPOD、固定ビデオ・カメラなどかなり低コスト)を活用して、クラスの様子をスライド、ビデオ、オーディオとすべて記録して、そのまま公開するという試みを説明したことです。

 このコース自体、5年前から、教材はすべてウェブサイトにあり、世界レベルで共有しているのですが、今まではHBS中心だったのが、世界各地である程度の規模の多様な経験が蓄積されてきているので、それを縦横無尽に共有できる可能性、新しい低コストで簡単に手に入る技術を用いる可能性がどんどん大きくなっていることを痛感しました。

 さすがに北欧はこうした技術が進んでいることが実感でき、(私もこうした試みをやりたいと思っているので)、ノルウェイの技術エンジニアにいろいろ教えてもらうことにしました。新しい話が次々出てくるのでわくわくしますが、これに関与している人が皆とても忙しく、次々新しいやりたいことが出てくる中、1日24時間の中でどう優先順位をつけて実行するか(誰も実行しなくては意味がないと思っているので)が、課題であり頭の痛い所です。