昨日9月5日にアカデミー・ヒルズで「ダボス会議を東京で」というイベントをしました。申込は定員に達していたのですが、特に土曜日のイベントだったこと、天気がとてもよかったことからどの位の人数になるかなあ、と心配していたら、ホールはいっぱいでした。
  まず今年1月に開かれたダボス会議のハイライトのビデオを見せながら、オープンしたばかりの世界経済フォーラムの東京事務所長である土屋さんに、世界経済フォーラムの活動や今後の東京事務所の抱負などを聞きました。
  その後、特別サプライズ・ゲストとして、緒方貞子さんをお迎えしました。緒方さんは1992年からダボス会議をはじめ、世界経済フォーラムの各種会議に出席なさっています。そこで、緒方さんからご覧になったダボス会議の変化や意義、若い人や多様な人が参加する中で、若い世代へのアドバイスなどを伺いました。
  緒方さんは、私にとっては「雲の上」のような方(私がMBA2年になる前の夏、ニューヨークにいた時に、緒方さんが国連の公使でいらしたことを思い出します)なのですが、いろいろお話していただき、とても感激でした。
  それから昨年のダボス会議でやったアル・ゴアとボノの対談(司会はT. フリードマン)のビデオを少し見せて、世界経済フォーラムにはどんなリソースがあるか、そしてそれをネットを通じてみたり調べたりできるか、などをご紹介しました。なるべく参加者の方々に発言していただきたかったので、いろいろ質問したのですが、最初はなかなかうまくいかず、かなり焦りました。質問を変えたりしているうちに、だんだん手があがり始め、いろいろなコメントが出て、私にとってもとても有意義でした。
  そうしているうちに、世界経済フォーラムの原点や今の位置づけに関連する質問が出て、私が苦労している(私は会議に出席してパネルやパネルのモデレーターをしたり、国際競争力調査をしている位なので、実際の背景についてはあまりよく知らないのです!)時に、竹中平蔵さんが登場して、助けてくださいました。参加者の質問にあった「なぜサマーダボスを大連(というか中国)でやることになったのか」への答えだけでなく、世界経済フォーラムは「ソフトパワーの戦いの場」「肩書きではなく『個人』で勝負する場」「『一人』でも世界を動かせることを世界経済フォーラムのSchwab会長は体現しておられること」などを説明してくださいました。(私は竹中さんが会場にいらっしゃることを知らず、苦労していたのです!)
  1時間半位のセッションでしたが、私にとってもとても有意義で学ぶ点の多いものでした。その場でもご紹介しましたが、9月18日にはまた大連のサマーダボス報告会、来年はグローバル・アジェンダを考えるというシリーズも計画中です。