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FullSizeRender (85)2週間半、米国西海岸東海岸、バリ島とあちこちいった後、日本に帰ってきて4日目ですが、あちこち行く間に感じたこと、考えたことがいくつかあります。まずその中の2つについて、今日は書いておきます。
ーひとつは世界はどんどん変わりつつあり、パワーシフトが起こっていること、それに気がつかない人たちもかなりいること
ー映画やミュージカルを観たり、買い物に外を歩いたりするだけで、地域によって人のグループにかなり違いがあること(米国内でも)、時代の変化を感じることです。
これだけ書くと何のことだかわからないと思うので、もう少し詳しく説明すると。。。
ニューヨークのWCD Global Instituteでの議論は、米国、企業の女性役員ということで、かなり議論が偏っていると思いました。米国での女性活用が前面に出ていたので、最初はなかなかぴんと来なかったし、世界経済フォーラムなどの議論とずいぶん違うという感じでした。米国中心、企業の取締役の役割ということなので、当たり前といえば当たり前なのですが、Global Instituteというのであれば、もっと「世界の動き」の実感が必要なのではないか、と感じました。
特にその後バリ島でASEANに関する会議をしたので、別世界のような感じを強く持ちました。インフラなどの問題はあるとしても、これから成長が期待されている地域のひとつはASEANなのですから。
民主的に10カ国すべての同意を目指すASEANの会議では、皆あまりはっきりものをいわない傾向があるらしく、2日間の会議の最後のあたりで、「あまり周囲を気にしたり、同意できる点を探そうとするのではなくーASEAN風会議ー、もっとアメリカ人みたいにはっきりものをいい、行動しようとも考えている」というコメントがあったのは思わず皆で笑ってしまいました。米国流は、簡単、単純、ストレート、白黒をつけるという傾向が良くあらわれていると思ったので。
IMG_5347 (1)– 二番目の地域によってかなり違うというのは、カリフォルニアのパームスプリングスで日曜日に教会にいった時に感じたことです。このあたりは白人のリタイアした人が多いため、着るものも明るくカラフル、髪の毛の色も明るい(白髪の人も多い!)ので、ニューヨークなどとはかなり違う感じを受けました。何か違う、と思ったのですが、最初は何だかわからず、後になって、ああそうか!と気がついたのです。ニューヨークでも比較的高齢者で洗練された人たちの多いリンカーン・センターなどは、こんなにカラフルという感じではないし、Jewishやアジア人、それにニューヨークの町はメキシコ系や黒人も多いので、ずいぶん景色が違うのです。

また飛行機の中で見た映画American Sniperとその後ブロードウェイで見たOn the Townという古きよき時代のアメリカ(伝統的なミュージカルが好むテーマ)のリバイバルが対照的なことも、とても印象に残りました。On the Townの頃の米国は、希望に燃えた若々しい国だったと思うのですが、Chris Kyleの実話に基づいたAmerican Sniperは今の世界と米国の悩みや課題を反映していて、この2つのコントラストはしばらく私の頭を離れませんでした。時とともに国も社会も変わっていくことが実感されたからです。旅に出るといろいろ感じること、気がつくことがあるなあ、というのが正直な気持ちです。またつづきは明日にでも。

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