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最終日の12日は午前9時から東大のideaslab(テーマはSustainabilityです)のモデレーターをしました。まず3日目の朝一番というのは、朝食会が別の会場で複数開かれていることもあり、なかなか人が集まらないので、少し予定より遅れて始まりました。もう少し人が集まるまで待ちましょう!といっていたのはよかったのですが、さていよいよ始めようと思ったら、スライドが画面に映らず、「間」をどう持たせるか、が大問題でした。
かなり予定より遅れて始まったのに、ideaslabの一番の鍵であるビジュアルのスライドが見えないとなると、手も足も出ない!というのが最初の私の反応でした。それまで4回以上ideaslabをやっており、いつもうまく働いていたのに!なぜ今日!こんなことになるのか!という感じだったのです。いくら待ってもスライドは映せそうにないし、時間は迫るし、で、最初のプレゼンテーション(Technology Governance)をスライドなしではじめていただきました。その役割をされた東大の先生には本当に申し訳ないことをしたのですが、ものともせずスライドなしで説明していただきました。その話が終わる間際にスライドが登場し!結局みせることはできたのですが、これはどうしよう!という感じで始まりました。
それぞれのプレゼンテーションの後に、参加者から質問や感想を簡単に聞くのですが、そこで助けてくれたのが、ideaslab(やWork Space)のモデレーターのベテランであり「権威」であるRichard Pascaleでした。誰も何をいっていいかわからない中、質問、コメントをしていただき、本当に助かりました。(こういう場合は、シーンと静まり返ってしまうのが一番問題なのです。誰かが何かいってくれればそれに関連して、いろいろ聞くことができるので) それにひきずられて、ほかにもいろいろ質問が出て、何とか、そのあとは4つのスライド・プレゼンテーション(Timber engineering & Wood Plastics、Functionalized Building Materials, Innovation in Technology for Sustainable Urban Water System, Water Sustainability)が進みました。
結局小グループでのディスカッションの時間が削られ、全体でのディスカッションも時間を短くしてやりましたが、アイディアはいろいろ出ました。

I somehow(というよりbarelyという感じでした) survived!(何とかやった!) というのが私の印象でしたが、どんな時でも何が起ころうとも何とかする!という意味ではとてもよい経験になりました。あとでRichard Pascaleにも、「うまくいかないことが全部まとめて起こったね」「本当に大変だったね!」となぐさめられました。
いろいろ問題はありましたが、積極的に参加して議論してくださった方々、そして東大の5人の先生方にはとてもお世話になりました。フライトの時間が迫っていたので、すぐ空港に向かいましたが、さすがに少し時間がたったら、どっと疲れが出ました。

昨日のPanelでも、今日のideaslabでも、実際やってみて、いろいろ予想外のことが起こると、少なくとも2つのことを学びます。ひとつは、それまで外野から、「もっとちゃんと質問にこたえれば良いのに」と傍観者の立場で思っていたことが、実際その場で自分が当事者になると、緊張もしているし、いろいろ考えなくてはならないこともあって、かなり実行が難しいことを実感したことです。これで、こうしたパネルや公開の席で議論をする方々への尊敬の念が深まりました。
もうひとつは修羅場(というほどではないですが、突発的な事件が起こった時)の経験をすると、何とかその状況の中で最善を尽くすという姿勢が培われることです。もっとああすればよかった、こうすればよかったと思うことは多々ありますが、こうした経験を積むと、少なくとも外見上はあまり焦ったという感じをさせずに、対応できるようになるようです。
今度のサマーダボスはいろいろ新しいことをやらせていただいたすばらしい機会であったとともに、学ぶ点もとても大きな会議でした。来週金曜日18日にはこうした自分の経験とともに、大連で何が課題としてとりあげられたか、につぃて、竹中平蔵さんとアカデミーヒルズで対談します。竹中さんは主に経済、政治のパネルなどが多く、私は方式も課題も違う所で活動したので、サマーダボスのいろいろな側面をお知らせできると思います。
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