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p1000434.JPG 休みを利用して、ここ1週間でSuper Crunchersと Wikinomicsの2冊の本を読みました。飛行機が遅れて、空港で時間をつぶさなくてはならないため、読みたいと思っていた本を買い、空港と飛行機の中で読み始めたものです。(2年前のクリスマスの時も、ほぼ30時間ほど空港で過ごしたので、平積みになっていたWorld is Flatを買い、はまってしまったのと同じパターンです)。

 いずれも、情報通信技術が進み、コストが劇的にさがる中で、どんなに新しい世界が広がりつつあるか、を書いたもので、とても興味深いものでした。Super Cruncherは、以前私がICSの仲間に聞いた質問「膨大なデータ蓄積とデータ処理が低コストで簡単にできるようになったから、今までのやり方と全く違うやり方で、仮説、検証、実験などができるようになったということ?」に答えるものであり、さらに可能性が広がっていることを示しています。

 Wikinomicsは、Being Open, Peering, Sharing, Act Globallyなどが新しいMass Collaboration の鍵であり、全く新しい世界が広がっていることを数々の事例で示したものです。新しい企業も紹介されていますし、Amazon, Google, e-Bayなどの代表的なネット企業とともに、P&G, IBM, Boeingなど歴史のある企業がいかにこうした新しい試みをしているかについても、書いてあります。

最近、Boeingについて聞くことが多かったので、こういうことなのか、と背景などに対して理解が深まりました(もちろん実際に自分でやっているわけではないので、その詳細や苦労は推測するだけですが)。

 今年1月ダボス会議にいった時、私がモデレーターをしたディナーで隣あわせの席になった(その後、Bill GatesなどとWeb2.0に関連する中心パネルのパネリストだった)flickrの 創業者の一人、Catalina Fakeーー話が明快、Good Luckingで素敵な人ですーの話も出ていました。(1月の段階では、私は、flickrにつぃて全く知らず、Catalinaに名刺をもらって、この会社、何の会社?と聞いてしまいました!要するに、私はこの種の話にはかなり遅れているということなのです。。。)

 Open, Horizontal Relationship, Transparencyなど新しい世界を活用する上での鍵がいろいろ書いてあり、私が昨年Thinkという雑誌に書いたWeb2.0時代の事業戦略とも共通する点、それよりさらにずっと広がった世界や企業戦略、リーダーや組織の要件などが書いてあります。何しろ全く今までの常識では考えられないUnexploredな世界が始まりつつあることが、とてもExcitingであるとともに、怖いような気もします。

 いずれの本も少し前に書かれていますが、2007年12月に読み、2008年の計画をたてるには良いと思いました。

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