最近、何度か英語と日本語について、読む力、話す力などを中心に書いてきましたが、今日は書くことに関するコメントです。(ここ2週間くらいは日本語と英語で交互に書き物をしているので、特に感度が高くなっているのかもしれません) 

 書くことに関しては、力をつけるために、良い文章をたくさん読むことが基本になると思います。(これは英語、日本語にかかわらないようです。それまであまり書いていなかったのに、ある時点から次々本を書いている人の子供時代のことを聞くと、大体、たくさん本を読んだという話が出てきます)。それから当たり前ですが、やはり書く頻度を増やすことが重要だと思います。

 複数の言語を知っていると、それに加えて、書く場合、新しいメリットがあると私は感じています。日本語という私にとって母国語で書くと、あまりロジックやメッセージがはっきりしないまま、ただ書いてしまうことがあります。そういう場合、私は英語にそれを直そうとすると(言葉通りの「翻訳」より、意味を伝えようとする)、外国語である英語にできない!とことになります。そこで、日本語と英語をいったりきたりしながら、両方の結論と構成を直していくわけです。

 ひとつだけしか言語を知らないと、こうした作業ができないので、複数の言語(それからその背景にある文化や歴史もですが)を知ることには、言葉以上の意味があると思います。