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ここ数日で実感したことー人材の競争力や働き方について、世界の潮流と日本の企業のかなり上の世代のギャップの大きさ。(アイキャッチはギャップを示したつもり。。。)

gtci先日、国際人材競争力調査の結果について、インタビューを受けたのですが、このランキングで、日本は19位。ランキングの足をひっぱっているのは、内的外的開放度。つまり良い人材をattractできる力が、他の項目に比べて低いというものです。
外的開放度というのは、世界各国の人にとって、日本や日本企業に働く魅力度が低いということですし、内的開放度というのは国内・組織内で多様性が許容されない、ということです。
この調査がはじまった2年前にも同じ結果だったのですが、それから安倍総理が「女性活躍推進」を掲げていろいろな政策を進めたり、企業もリーダーになる女性の数をふやしたり、といろいろな施策をしているので、少しは変化があるかと思っていました。(実際モメンタムはありますし、少しずつですが変わっている企業もあります)
IMG_8626しかしたまたまダイバーシティをスローガンにしている企業の方々(年齢はかなり高い)と話していて、あまりに最近の動向とギャップがあることを知り、トップに近いひとたちがこの意識や認識では、日本は変わらないのではないか、ととてもがっかりしました。

私が普段一緒に活動する人たちは、第4次産業革命など世界の潮流に少しは触れていて、スピード感も持っているので、世界観やスピード感が全く違う人たち(少人数でしたが、ほとんど)を目の当たりにして、別世界にいるのでは、と思ってしまいました。今、日本名オデッセイ(元のタイトルはMartian)というすばらしい映画が公開されていますが、私たちが火星人なのか、この方達が火星人なのか、ちょっと考えさせられました。

いずれにしろこれほど感覚や価値観にギャップがあるのでは、若くてやる気がある人は、日本にいても時間の無駄ではないか、と感じてしまいました。壁がある、とか岩盤という言い方がよくされますが、もっと自由に力がつけられ、発揮できる場をさがすほうが良いと思います。

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  1. 石倉洋子先生、お久しぶりです。先日、張成浩先生からサイン入りのご著書をいただきました。

    本日の先生のご投稿で、「日本で時間を費やすのは無駄」という、めずらしくネガティブなことを書かれていたのでご連絡しました。

    いつも出来る限り、ポジティブなことで、元気がでる内容を意識して書いていらっしゃると感じまして、お手本にしておりました。

    私も、周囲の若手に、なるべく国外に出て思いっきりやりたいことを、自分の最大限の力を出してやってほしい、と伝えています。

    いまの私は、自分の意思で、チャレンジング、しかし、やりがいの大きい「日本の医学部の教育を改善する」ということに取り組んでおります。

    文科省に2012年7月に「国際医学部」の創設を提言しにいきましたところ、現在、国際医療福祉大学が同じような構想を持っていたそうで、成田への新設大学を申請する予定となっています。

    まず外にでて確実な実力をつけて、日本をなんとかする中堅を呼び込む戦略のほうがよいでしょうか。また一度、先生のセミナーに参加させていただいたり、懇親会などで、ざっくばらんに先生のビジョンをお伺いしたいです。

    性別を意識して働いた経験はないのですが、私自身の課題として、意思決定を担う高齢男子とのコミュニケーションの仕方・スキルの習得がカギかと思います。

    • yishikura
    • 2016年 2月 06日

    矢野さん、石倉です。コメントありがとうございました。いろいろ考えさせられたので、今日のブログに書きました。来週12日の昼、東京医科歯科大学で研究者のためのセミナーをします。もしお時間あったらぜひどうぞ。

    • 張 成浩
    • 2016年 2月 08日

    >日本にいても時間の無駄ではないか

    心に突き刺さります…

  2. @yishikura
    ご返信をありがとうございます。セミナーのご紹介もありがとうございました。誠に残念ながら12日はお伺いできかねますが、またぜひ
    機会を見つけましてお伺いします。

  3. 非常に的を得たお話だと思います。こういうWEBサイトを見つけることができて今日は幸せでした。
    こういう話を経営者の方が聞いてなんと思うのでしょうか。
    自分が就職する時、父親に「これからはインターナショナルな時代だ」と言われて、英語を勉強した方がよいと言われた。それは30年ほど前のこと。
    今では言葉が代わって「これからはグローバルな時代だ」と言われて何年も経つ。しかし、ここで指摘されている人材という面で考えると、インターナショナルもグローバルも、まずは日本の経営者がそうなっていないと感じる(全ての経営者とは言いません)。そして、その経営者が異質な人材(ダイバーシティも含めて)を受け入れるということをまずはしないだろう。
    日経新聞のFT買収の記者会見を見て、あの内容がその部分における日本の伝統的企業の経営者の能力を示していると思う。そして日経という会社の役員構成に何人の女性がいるだろうか?
    数年前に、リコー全英女子オープンの優勝者へのトロフィーを渡す渡す瞬間をBBCで観ていたが、主スポンサーのリコーの社長が贈呈していたのだが、その様子が全く宇宙人のようだった。リコーの社長がそこに存在する価値すら見えなかった。
    今、FinTechの分野で仕事をしているが、これも同じことが起きている。日本の経営者は(グローバル化と言うように)FinTechだという号令だけで、その内容がわからない。そのおかげで日本から何人かの人がロンドンに視察に来られたが、ロンドンで活躍している人を紹介すると日本から来られる方は恥ずかしいくらい内容がない。意思決定できる人がそこにいないこともおかしい。
    日本の製造業がすごいということは世界の人が認識していることですが、世の中の人はそれほどPerfectな品質を求めていないということと、日本が言う「おもてなし」というのもちょっと世界的には違うと思う。
    ここで出てくる映画「Martian」(別の映画「Apollo 13」もそうだと思うが)を観て思ったのは、日本の製造業の品質云々ではなくチャレンジ、そして難しいことを達成する力こそが世界に求められているものだと思う。
    (NHKのクローズアップ現代とかで神業的な品質を生む製造業のところに焦点を当てるのもやり過ぎだと思う。)
    日本に帰国すると電車が数分の遅れでも駅館内の放送で謝罪している、そして酷いと駅員に文句を言っている。英国では電車運行の乱れ(キャンセル、行き先変更なども含めて)は日常茶飯事のことのため、駅員に文句を言わず自分で次の対策を考えて動き出す。まずもめない。これは大人の対応だと思う。映画「Martian」の日本版を作ったとしたら製造メーカーへのクレームを付けることにつながり、結論は品質改善を達成したというストーリーになるような気がするのは自分だけだろうか。
    もちろんすばらしい政治家・経営者がいたことは歴史が語っているし、すばらしい若い人材が世界で活躍しているのも事実だが、日本では結局はダイバーシティとかグローバルとか言っている多くの経営者が、自分が安心できる人材で周りを固めているのではないだろうか。それが世界に貢献できる人材を排出することを拒んでいるのではないでしょうか。それと既得権を持った人が強すぎるため、市場において公平性、オープン性に基づく自由競争という点が感じられない。それがイノベーションではなく、改善に向かわせるのか?
    長くなってしまい誠に申し訳ありません。このようなコンテンツがあることを知って、ついつい日頃思っていることを書いてしまいました。

    • yishikura
    • 2016年 2月 14日

    コメントいただき、ありがとうございます。いろいろ私も感じていることを指摘していただいているので、こうしたコメントをいただけてとてもうれしく思います。これまで少しは変わってきているのではないか、と幾分希望的観測で期待していたのですが、最近そうでない経験を続けてしたので、こうしたブログを書きました。希望が持てるのは、一部の若い人たちがかなり違う考え方・行動をしているように思われることです。若い人をどんどん盛り立てていこうと思っています。

    • 埴岡 里美 はにおか さとみ
    • 2016年 2月 20日

    はじめまして、石倉さん。
    昨日あなたのことを知った、兵庫県生まれ名古屋市在住の埴岡(はにおか)と申します。
    31歳、機器メーカー通販事業に携わっていています。
    あなたに届くと信じ、本記事を読み感じたことをお伝えします。

    「何をするか」よりも「誰とするか」が超重要。

    私たちは環境の生き物
    環境を整える=人間関係を整える ことで人生創っていけると思っていて、石倉さんのコメントからも感じ取っています。

    世の中をよくすることを、誰とするか

    突き抜けてよし
    火星人と思われてよし
    むしろ、コモディティ化している今は
    こっち側に価値がある

    あなたが感じている「視点」
    わたしは面白みがあります。

    白スーツに黒ブーツ、めちゃカッコイイ
    突き抜けているな、と

    ■提案
    私たち若者に石倉さんの考えと情熱をシェアする機会を設けていただけますか。

    イメージ
    若者の可能性を最大限に活かす
    石倉さんの考えを体感する
    変化を楽しみ行動していく上質なコミュニティをつくる
    経験したことをその場だけでなく、日常にしていく
    月1回を3~5回開催
    、、、イメージはつきません。

    あなたに勝手ながら情熱と可能性を感じています。
    若者にあなたの考えをシェアする機会を設けることが
    世の中を面白くすると確信しています。
    有限ある時間を価値ある時間に

    実現し受けているメンバーのフィードバックが楽しみですね。
    ご連絡お待ちしています。

    【連絡先】
    eyo.eyo.8282@gmail.com

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