GAS一時に比べると、東京オリンピックに関するニュースはあまり聞かないようです。For English=> 一方、世界の政治、経済、社会情勢は、どんな分野でも、激しい対立、ソーシャル・メディアなどを用いた醜いほどの言葉の応酬など、これまでは考えられなかった出来事が続いています。
たとえば、ペルーでは、数ヶ月前までの予想に反して、大接戦の末、元ワールドバンクのエコノミスト、首相のクチンスキー氏が、大統領選に勝ちました。米国では、B. Sandersがまだ諦める様子はありませんが、トランプとヒラリー・クリントンの戦いが激烈になってきています。先日開かれたGAS第2回では、Martin Fackler氏が、「米国民は米国が世界で戦うことに疲れているような精神状態にあり、国内、自分のことに関心が向いていること」を、トランプがうまく捉えて、大統領候補になったのでは、と分析しておられました。一方、ヒラリーが選挙人を確保した日の晴れ晴れとした表情と米国のエキサイトメント(たまたま私は米国にいたので)は、初めて女性が主要政党の大統領候補になったという新しい歴史が創られたことを象徴しているようでした。イギリスでは、難民、移民問題などから? EU離脱の可能性が増してきているようですし、そうなれば、その他の国loriもEU離脱の可能性があって、EUという共同体が崩壊する可能性も現実的になってきています。
テクノロジーによって、世界のinterconnected度合いがさらに増してきているので、こうした対立が直接目に見える状況になってきていて、なかなか解決が難しいことを感じないわけにはいきません。
Dai portraitそんな中、どうすれば、interconnectedになっている世界をもっとソフトな形でつなぐことができるのでしょうか。interconnectedであることのプラス面を強調できるような手段はないのでしょうか。ここで、スポーツや音楽などの力が期待されまるのではないでしょうか。

先日簡単にお知らせした今回6月22日のグローバル・ゼミでは、interconnectedでありながら、対立やひどい誹謗中傷などばかりが目につく今、世界に発信する最高の「場」ともいえる「オリンピック」というスポーツの祭典に、音楽や芸術を重ねることによって、多様性をいかしつつ世界をひとつにできないか、という課題を議論したいと考えています。とかくロゴとか、競技場とか、メダル数とか、が、話題になりがちですが、オリンピックが、自分たちのアイデンティティを見直し、同時に多様な世界を実感できるすばらしい機会であることは間違いないと思います。そのあたりをとらえたメガシティのオリンピックのモデルともいえるロンドンの活動や経験についてロンドンをベースに活動している藤倉大さん、BCCJのロリヘンダーソンさんにいろいろ聞きながら、何ができそうか、creativeなアイデアを考えてみませんか。ちなみにこのセミナーは英国のEU離脱に関する投票の前日です。英国に近いお二人に実際の生活への影響なども聞いてみようか、と考えています。
今回は3人のトークショースタイルでする予定ですので、皆さんの質問やコメントをたくさんいただきたいと思っています。英語ですが、こういうチャンスにどんどん発言してみてはいかがでしょうか。詳細、お申し込みはこちらからどうぞ。
なお6月29日にはグローバルゼミ第4回が開かれます。こちらはまた明日にでもご案内します。(詳細は、こちらから見られます)