昨日、横浜のキヤノン・キャッツ・シアターでオープンしたミュージカル「キャッツ」の初日にお招きいただきました。For English=> 初日はいつでもエキサイティングなのですが、キャッツの場合は、行き慣れた劇場ではなく、仮設劇場でもあり、劇場に入った所から、景色がキャッツ一色なので、とてもインパクトがあります。

私は、劇団四季を事業戦略の面から研究し始めた頃(もう5年前位ですが)、いろいろな資料を読んで、いかにキャッツが劇団四季の戦略や歴史にとって、革新的なことだったかを知りました。当時は東京で公演がなかったので、(確か)1月に仙台まで日帰りで見に行きました。その時も今までうわさに聞いていたキャッツというのはこういうミュージカルなのか、とびっくりしたのですが、その後、五反田のキャッツ・シアターで見た時は、劇場ごとキャッツのためにつくられた情景だったので、とても印象に残っています。

CATS昨日は初日だったため、ビジネス界の方々も多く、終演後のパーティでは俳優やスタッフともお目にかかることができて、エキサイティングでした。(写真は少しぶれていますが。。)

今回は、特に、プログラムに「一時代を画したキャッツー劇団四季の大いなる戦略シフト」として、コラムを書かせていただいています。昨日見たのは4回目位ですが、いつ見てもキャッツの斬新さが印象的です。ウェストエンドやブロードウェイとは環境が違う中で、劇団四季がこのミュージカルを1980年代にやったのはさらにすごい!(というか大きなギャンブル!でもあった)と思います。

1980年代のキャッツの斬新さや革新性を2009年に置き換えると、どんなことができるのか、どんな新しいことをしなくてはいけないのか、をいつも考えさせられます。キャッツは明らかに劇団四季の新しい時代を拓いたすばらしいミュージカルですが、2009年時点でこうした「新しさ」を創るとはどういうことか、もっと考えないと、と思います。プログラムのコラムは、そうした意味をこめて、「今回のキャッツがこれまでの成功にとらわれない新たな劇団四季への一歩になることを期待しています」で終わっています。

ビジネスとして成功を続ける一方、常にそれを超えて革新的であること、全く新しいことにチャレンジすること、永遠の課題です。