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own-iy先日ある打ち合わせでJ リーグの方に聞いて、自分のワークショップでも最近よくいっている言葉に ownershipがあります。For English=>  サッカーの意味とは少し違うかもしれませんが、自分の課題としてとらえる、当事者意識を持つというようなことだと思うのです。いろいろな人(特に若い人)を見ていると、これを持つかどうか、が行動を起こし、継続する原動力なのではないか、と思いはじめました。

当事者意識、sense of ownershipというのは、身近なことなら、何となくわかるのですが、会議のテーマなどに上がってくると、考える「対象」としてしまい、自分の問題としてとらえないことがあるようです。実際私自身そうした経験が何度かあります。
以前、「教育とスキル2.0」というグループで書いたレポートで、「女性と高齢者を活用して日本経済再興」というタイトルの日本の章を担当したことがありました。女性についてはいろいろ活動や講演などもしているので、自分に関係ある、と思ったのですが、高齢者については、高齢化は日本の課題だし、何かいれなくては、という程度に思っていました。しかしライフロング・ラーニング、いつまでも学び続けるという話になって、よく考えてみると、これは私の問題でもある!とある日気がついたのです。それからは自分の問題としてアイデアを考えようと、レポートを書く姿勢が変わったように思いました。(何としても、ちゃんと書こうと。。。)
今回は、Advancing the care economyというグループにアサインされて、私の興味は仕事に近いのだからちょっと違うなあ、でも新しい分野だから新しいことを学べるし、メンバーも良いから挑戦しようと(どちらかというと第三者的に)考えていたのです。しかし、昨晩寝ている間?に、「これは私自身にもものすごーく近い課題だ!」とふと気がついたとのです。そう思ったら、この活動への姿勢、意気込みが全然変わったと自分でも思いました。
時々、若い人に、企業内での自分の役割がわからない、自分がしていることが世界にどう関連するのかわからない、という話を聞いたりしますが、自分の課題なのだと実感できるかどうかで、ことにあたる姿勢や意気込みが違ってくるのだと思います。実はクロスフィールズの留職プログラムを特集した番組を見てさらにそう感じたのです。。

最初に書いたsense of ownershipの話は実はJリーグが世界のプロサッカーのチームをベンチマークした時に全く欠けていた項目として伺ったものです。sense of ownership、own the problemという言い回しは英語では聞きますが、日本語にはないなあ、とも思います。(以前黒川清さんと「世界級キャリアのつくり方」を書いた時、とても大切だけど言葉がない!というので「当事者力」と名付けたことを思い出しました。とても大切だと思います。)また若い人にこうした感覚をもつことのできる機会を提供すれば、「自分の使命」「生きがい」に気がつき、取り組みが変わってくるのではないか、と強く感じます。

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