このブログでも何度か書いていますが、米国大統領選の結果をはじめとして、この2週間、いろいろ活動をしていてもなかなか気が晴れない日が続きました。ドバイにいった後、ちょっと体調をこわしかけたこともあるのですが、それ以上に何となく心が安定しない状況が続きました。こういう場合、運動をして気分転換をはかったり、目の前のプロジェクトに集中しようと努力したりするのですが、その間も、もやもやした感じがずっと残っていました。
ここ数日でその原因が何となくわかってきました。私と年代が近い尊敬する二人の女性に起こった最近の出来事が、私の「自分についての知識」を揺すぶっているのです。(ちょっと大げさですけど)

hilary私は団塊の世代なので、ヒラリーとも年が近いです。ヒラリーはとても嫌う人もいるようですが、私はこれだけ長い間、目標に向かって活動してきた、というだけでもとても尊敬の念を持っています。選挙後のスピーチまではあまり気がつかなかったのですが、ヒラリーは、女性・女の子にも可能性が開かれていることを自ら証明しようとした、そしてそれができなかった時でもその使命感は揺るがないという印象を強く持ちました。もちろん個人的にも大統領になりたかったとは思いますが、それと同じほど使命感があって、これだけ長い間活動をしてきたのではないか、と感じたのです。そして、私にはこれだけの使命感があるのだろうか、と思いました。

同じ年代の女性がこれだけ努力してもできなかったこと、また米国が今向かおうとしている方向が50年間の蓄積を元にもどすような動きであることもとても気になりました。ここ数年の米国が?であっても、私にとっては大学生の時に初めていった米国の開放的なこと、誰でも受け入れてくれること(全員ではないですが)がとても好きなのだ、と再認識しました。私の知る米国が大きく変わりつつあるということにもショックを受けたのです。
その意味で、自分がどう思っているか、をよりよく知ることにもなりました。
%e9%ab%98%e6%a9%8b%ef%bc%91takahashiwallもうひとつの出来事は、日曜日20日の高橋真梨子さんのコンサートです。真梨子さんのコンサートは、いつも楽しく、必ず毎年行っています。(元は亡くなった夫がとても好きだったのです)20日の舞台はすばらしかったのですが、体調が悪そうな感じがして、とても気になったのです。
真梨子さんと私は同い年なので、その人がこれぞプロ!という感じで2時間半のコンサートを毎年続けていることに、毎回とても励まされ、コンサートの後はエネルギーが全開!という感じになるのですが、その人があまり体調がよさそうでなく、辛そうだったのを見て、ちょっとショックだったのです。
この2つの出来事から、ヒラリーと真梨子さんという私と同年代の女性が私にどれだけ影響を与えていたのか、どれだけ私がこの二人に頼ってきたか(直接知っているわけではないのでかなり勝手ですけど)を実感したのです。意外に私もヤワでだらしがないな、とも思ったのですが、それがわかったら、心はちょっと晴れたような気がしています。
img_1718同時に、これが、このブログでも書いているリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの「ライフシフト」にある「変身資産」の要素のひとつ「自分についての知識」なのだ、と気がついたのです。「変身資産」というといろいろな経験や移行で得られるものと思ってしまいますが、本書にもある、そのプロセスで自分を知る、自分についての知識を持つことの重要性を実感したのです。
原因がわかって少し気が晴れたのですが、それでは次に何をするか?私ももう少し、使命感というか、自分の役割を考えてみようと思っています。いつも私にしかできないことをしよう、と考えているのですが、その方針に少しPerspectiveが加わったかもしれない、と感じています。