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think先日から会合などでも話が時々出ますが、これだけ世界が混沌としてくると、自ら「考えない」ことは、致命的になる可能性があるように思います。
そして「考えない」人(子供の時から、大人になっても)をつくる一番良い方法は、「何しろ、こうやれ!」という指示を出すことのようです。基礎的な知識(算数、読み方、その他)は「何しろ」覚える・学ぶ必要がありますが、アイデアが求められる、工夫する、いろいろな意見が必要な場合は、「年長」「地位が高い」「権威」が「こうやれ!」というのは、「考えることをやめてしまう」人をつくる最高の方法になる可能性が高いと思います。
いろいろ考えていくと、どのようにこの2つのグループ(覚える、学ぶものとアイデアを出すもの)を峻別するか、が結構難しいことに気がつきます。多分、子供の時から、選択肢があるものについては、どちらにするか子供に聞く、なぜかを説明させる、選んだものは自分の責任とする、などが必要でしょう。
大人の場合は、なぜこの活動が必要か、何を目指しているのか、を説明して、やり方は工夫させる、アイデアを出させることが大事だと思います。
一方、こうしたアプローチを実践しようとすると、時間もエネルギーもかなり必要になるので、「こうしなさい」「何しろ、こうやれ!」といってしまう理由もわからないわけではないのですが、それを繰り返していると「考えない人」ができてしまうことだけは知っておいた方が良いと思います。
これは自分の活動でも同じです。何も考えずに毎日会社にいく、同じような活動をするのは、自分自身に「何しろ、こうやれ」といっているのと同じです。(それが実はとても簡単だし安心するからなのですが)
0300-018時々自分自身を揺さぶる必要があると思います。そしてそのための一番手っ取り早い方法は、新しい場所にいく、新しい人に会うという「外部からの」刺激です。自身でいろいろ工夫するのも良いのですが、あれ?というような人にあったり、これまで見たことがない場所にいくと、自然に、安心・問答無用を続けていた自分自身が刺激されて、違和感や何となく、すっきりしない気持ちが起こります。そういう時こそ大きなチャンス。考えることをやめた人から考える人へのシフトだからです。

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  1. ひさびさに投稿します。

    でも権力者や雇用者にとって自らいいなりに動く「奴隷」は、(いろんな意味で)非常に都合がいいのだから、この傾向はそう簡単には改まらないでしょうね。
    特に組織の下の層になるほど、自ら考え、アイデアを出すことが求められることは少なくなりますし。

    • yishikura
    • 2016年 12月 06日

    コメントありがとうございます。久しぶりですね。組織の下の層の方が市場に近いことも多いですし、斬新(これまでと違う)アイデアがあることが多いですから、それ自体が問題だと思います。

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