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今日はプレミアム・フライデーの初日ですが、今週は、人事関連の日本企業の方々、米国のジャーナリスト、投資アドバイザー、そして一緒にこれまで仕事をした経験のある米国の親しいコンサルタントの人と「働き方」について話す機会がありました。「働き方改革」は日本のホットな課題なので、いろいろ聞かれたり、講演などを頼まれることが多いのです。いずれも話をする中で、いろいろ考えさせられることが多いのですが、今回特に印象的だったのは、外国の人に「なぜ働き方改革などに関与してきたのか」と聞かれたことです。外国の人は、こうした基本的というかfundamentalな質問をすることが多いので、はた!と考える良い機会になります。
ジャーナリストのインタビューは、まずその質問から始まりました。あまり考えていなかったので「これまでこんな委員会やグループで活動してきた」というようなあまり関係ないことしか答えられなかったのですが、「そもそもなぜこんなことをしているのだろう」とこの質問がずっと心に残りました。そうしているうち、私よりは若いですが、プロフェッショナルの米国の女性(とても親しい)と久しぶりにあって、私の最近の活動を説明しているうち、「すごく忙しそうだけど、いつまで仕事するの?」と聞かれました。よく考えたら以前ニューヨーク?で食事を一緒にした時も「フリーでいけるかなあ、とかいつまで仕事しようか」という話をしたことを思い出しました。「今やっていることが楽しいから」と答えたのですが、なぜ仕事をするのだろうか、という基本的な問題を考え始めました。現時点で私が考えたのは以下です。
1。誰でも自分で生活できる、生計がたてられることが必要。自分の人生をデザインするためには経済的な独立が不可欠(この点についてはかなり前から確信を持っています)(いつもいっているように経済的な資産だけでなく、目に見えない資産も大事ですがー5もご覧ください)
2。仕事はその人のアイデンティティを形作る大きな部分。(失業している人がアイデンティティを失ったり、自分の価値を見失ったりという話はよく聞きます)
3。自分の能力やスキルを見つけ、それを伸ばす、それを用いて何らかの形で世界に貢献する、また広く評価してもらう手段?として、仕事は意義がある(もちろん家族のためにいろいろ活動して、評価してもらうのも大切ですが、外の社会での評価も大事)
4。ある目標を目指して、一緒に活動して学べる、楽しい人たちと努力することは、毎日の生活にメリハリをつける
5。私の場合は、家族がいない(最高のパートナーだった夫をかなり前に亡くしていて、その後パートナーを探していますが、まだ見つからない!)ため、リンダ・グラットンなどが「100年時代の人生戦略」でいっているような目に見えない資産を得る手段として、仕事がいろいろな人とのインターアクションの貴重な場であり、大事なネットワークの基盤だから。

あまり難しいことを考えているわけではないのですが、やっていることに自分として意義を見出し、自分で選んだことだと強く思っているから、ということでしょうか。自分で選んだこと、やらされていることではない、という意識はとても大事だと思います。

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  1. 2017年 3月 10日

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