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p1000514.JPGp1000507.JPG  ここ1週間で2つの同窓会(Reunion, Alumni Meetingともよびます)がありました。ひとつは私がMBAをとり、そのあとVisiting Professorを数年していたバージニア大学Darden School(経営大学院)の同窓会キックオフ(先週の金曜日15日ー写真2枚はその時のもの)、もうひとつは私が7年間いた経営コンサルティング会社McKinsey & Co.Alumni Meeting(これも同窓会ですー今週の月曜日18日)です。もうひとつ、3月はじめには、以前いた青山学院大学のReunion(同窓会)もあるので、春は同窓会Reunionのシーズンです。

  Dardenの同窓会は、今年初めての試みで、“Cold Call Night”というタイトルがついていました。(Cold Callというのはケース討論などで、意見をいうように最初に指名されること。準備をしていれば、「光る」チャンスですが、そうでないと、「恐怖の一瞬」になります。) Dardenは、今までも同窓会はしていたのですが、卒業生の数が少ないことなどがあって、レセプション的なものだけでした。しかし、かなり数が増えてきたこともあり、今年からはケース討論など、何か新しい趣向でやろうというアイディアを、若い卒業生が出してきて、私がKick Offをさせていただきました。

  何かDardenを思い出すこと、そして、ホットなトピック、また議論ができることということだったので、この間参加したダボス会議のディスカッションのサマリー(ビジネスがらみの話)を4点ほど、それと、Harvard Business Reviewに採用していただいたBreakthrough Ideas 2007のひとつである私の”Act Globally, Think Locally”の記事、それから前もって考えてきてもらうためのディスカッション項目を4つ、事前に参加者に送っておきました。 

  ICSDardenExchange Programがあり、DardenからのExchange Studentが現在2人いますし、ICSからDardenにExchange Programでいった卒業生や在校生もいるので、そのメンバーも含めました。

  ディスカッションをリードしたのは私ですが、ディスカッション項目の通りにはやらず、実際の企業や組織(Google, Gates Foundation, China Mobile, Toyota, EU Commision,など)を想定して、仮定の状況だったら、どの会社のトップになりたいか、それはなぜか、などを議論しました。(もちろん英語です) 

 今回は、私にとっては初めてケース討論を一緒にする方々がほとんどだったので、ディスカッションを盛り上げるために、単なる質問への答えではなく、「仮に。。。だとしたら、貴方はどうしますか?それはなぜですか」というスタイルで、議論したり、ロールプレイをしました。その後近くの中華料理店で立食パーティをしましたが、たくさんの(本当はもっと話したかったのですが)卒業生と話をすることができて、とても楽しく、またこうしたイベントをやりたい(実際毎年一度はICSでやろうといっています!)と思う金曜日でした。

 

  月曜日18日は、私が7年ほどいた経営コンサルティング会社McKinsey & Co.Alumni Meetingでした。このAlumni Meetingは年に2回、定例的にやっているもので、こちらもとても有意義、かつInspiringなイベントでした。

 今回は、新しい趣向があり、その年に最も活躍したと思われるAlumniを皆の投票で選びました。今回の“2007 the Hottest McKinsey Alumni of the Year”  輝いたのは
 
南場智子さん(DeNA社長としての活躍)
 
勝間和代さん(「お金は銀行に預けるな」ほかベストセラー多数)の二人でした。

 いずれも、私からすると若い世代(南場さんは私がMcKinseyにいた時に新卒で入ってきたのでよく知っています。勝間さんは最近知り合いました)、女性、売り上げや収益を実際に達成しているホットな起業家、ホットな話題の人でした。いずれも新しい時代を映す人なので、若い世代にも参考になるし、とてもすばらしいと思いました。  

 もうひとつ今年は、3月7日に予定していますが、毎年続けているのが、私が2000年まで8年間いた青山学院の同窓会です。これは、ほぼ毎年春にやっており、学部のゼミと大学院の卒業生が対象のメーリングリストを駆使して計画します。ほぼ毎年、何か知的刺激のあること(ケース討論、英語での議論、チームに分かれてのディベート、プレゼンテーションの練習のための即興劇、ゲストスピーカーー昨年はヒューマン2.0の渡辺千賀さんをおよびしましたーなど)をやった後、皆で食事をします。こちらも私がとても楽しみにしているイベントです。

 Dardenと青山はかなり私が内容も決めますが、McKinseyの場合、今年は新しい趣向であり、若手の活躍がとても印象に残り、うれしいことでした。

 

 Dardenは初めての試みだったため、始まるまでは、???という感じがありましたが、時間がたつにつれ、議論も活性化し、私にとってはテーマも興味深く(だから選んだのですが!)、とても楽しい経験でした。 

 こうしたイベントは、今いる会社や組織に埋没せず、常に新しい人、外にいる人に接する機会として、とても貴重だと思います。また同窓会ですから、前に仕事や生活を共にしていたという共有感覚があるため、世代や時代は違っても、全く知らない人ではないので、親近感(Rapport)も生まれます。 

  今の時代はいろいろなことが次から次へと起こるので、ともすれば自分の仕事や組織のことをするので手一杯となりがちですが、それでは新しいアイディアは生まれないので、できるだけ、こうした外の世界に触れ、同じ世代、また違う世代の人がどれだけ活躍しているか、どんなことをしているのか、を直接知ること、そしてそういう人と話すことに大きな意義があると思います。何しろ外の人、異質の人とつきあう時間を作る、何とかして「行く」ことが鍵だと思います。(直前になると忙しく、行かない理由・言い訳リストはいくらでもできますが、そこで、エイヤ!と行くと世界が開けると思います。

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コメント

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  • コメント (2)

    • K
    • 2008年 2月 23日

    同窓会というのは本当にいいものですね。
    私はいま遠く九州にいるため、ICSの同窓生と直に会う機会はめったにありませんが、電子メールやSNSを駆使して、多くの仲間とつながりを保っています。ここ最近でも、スイスやフランスにいるかつてのクラスメイトからメールをもらいました。
    今行っている自分の研究で、自由記述調査と、Likert scaleの質問紙調査をやりましたが、2回とも、たくさんのクラスメイトたちが協力してくれ、おかげで良質なデータが集まり、修士論文を完成することができました。ありがたいことです。
    今年の夏には学会で上京するので、ICSのキャンパスに久しぶりにお邪魔しようと思っています。

    • yishikura
    • 2008年 2月 23日

    Kさん、石倉です。コメントありがとうございます。
    最近はICT手段があるので、直接会うのは難しくても、どこにいても、意欲さえあれば、コンタクトを保つことは簡単にできますね。今度青山の同窓会では、当日の様子をビデオにとって、見せられるようにしようと計画しています。これは私が以前からやりたいことなので、楽しみにしています。
    またICSにも是非来てください。

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