35日水曜日に、Economist Intelligence Unit(Economist誌の組織)が主催した「日本国政府とのビジネス円卓会議」という会議でパネリストをしました。この会議は、「政府とビジネスー21世紀へのビジョン・パートナーシップ」というテーマで開かれたもので、スピーカーはよく知られている方々ばかり。朝から6つのセッション、CEOとの対談、2つの基調講演、それからEIUによる概要と総括ととても盛り沢山でした。

  私は偶然!から、「経済成長要因としてのイノベーションの推進」というセッションのパネリストをすることになっていました。(偶然、機会をあたえていただくということはよくあります。全然無理!という場合以外は、大体やるのが私のスタイルです) パネルということだったので、スピーカーが5分から10分ほど、席でポイントだけを述べてから、ディスカッションをするのだと「思い込んで」いましたし、自国語でという案内だったので、日本語で準備をしていました。

  セッションの30分ほど前に会場にいって、通訳の方と打ち合わせをしていたら、直前(15分くらい前)、「会場は英語がわかる人のほうが圧倒的に多いから英語でやろう!」という話になりました。また、予想(私が勝手に思っていたのですが)と違って、スピーカーは一人ずつPodiumに行き、10分程度話すとちょっとフォーマルなスタイルでした。さらに時間が全体に遅れていたので(私たちのセッションが始まったのも15分くらい予定より遅れていました)、あまり時間的にも余裕がない状態でした。「さて、どうするか!」 運が良いことに、私は4番目のスピーカーだったので、他の方々の話を片方の耳で聞きながら、いいたいポイントだけをメモして、やりました。私の後は、海外出張の予定が変更になったため、飛び入りで登場した黒川清さんの迫力あるまとめで私たちのセッションは終わりました。

   時間が足りなかったため、ディスカッションはできませんでしたが、私としてはとても良い経験になりました。あれだけのVIPが次から次へ登場する会議で話すという経験自体も貴重でしたが、10分前くらいに、予想と違う状況の中で、いかに何とかいいたいことをまとめて言うかを問われる機会はあまりないので、どう対応するか、という点でも貴重な経験でした。(後で自分のメモをみたら、忘れたポイントなどもありましたし、勢いで予定になかったのに話したこともありましたし、10分を少しオーバーしてしまいましたが。。) 内容はOff the Recordだったので、かなり自由に発言できたことも事実です。

  私たちの後すぐ続いた「地方の活性化」セッションで、3人のスピーカーの話を聞いたのもなかなか興味深いものでした。また、限られた時間でしたが、セッションを一緒にしたスピーカーの方々、その他何人かの方々とも会うことができて、有意義な時間でした。 

    一緒にセッションをしたNick Valeryさんとは、20年以上前にNew Yorkで会っていたことも、Happy Surpriseでした。私がMBA時代、就職活動をする中で、Economistの方々に会ったからです。結局、経営コンサルティングのMcKinseyに勤めることになったのですが、これも時と場所を超えて、すばらしい再会だと思いました。