記事の詳細

最近続けて、セミナーやミーティング、食事をしながらなど、これまでどんなことをやってきたのか、いつ頃からこういうキャリアやライフスタイルをしようと考えていたのか、学生時代・20(30xx)代の頃(聞いている人の年代という意味)何をしてきたか、という質問をされることがありました。「あなたの生き方は?」という大きなテーマについて聞かれることも。
何となく「これはまずい!」という気がしていましたが、その理由がはっきりしませんでした。(そういう場合、頭の中には疑問があるので、無意識のうちにも考えているのです)今朝いくつかを思い浮かべていたら、あ!そうだ!と、まだ半分ですが、何となく「まずい!」の理由がわかったように感じました。
なぜか?これまで経営者が成功してきた企業の戦略などを語る書籍やインタビューを読むと、同じ話が何度も出てきて、きっと何度も聞かれているうちに、自分でも成功の理由をこう解釈するようになるのだろうなあ、と感じてきました。特に企業経営などの場合、その時代にはあっていて成功したとしても、時代が変わるとそのやり方ではまずい、逆に足かせになることが多いと思っていたので、こうした成功語録はあまり助けにならないような気がしていたからです。
私は経営者でないので、成功の足かせにはなりませんが、キャリアやライフスタイルも同様で、私が若い人のセミナーなどに呼ばれる と、「みなさんが生きる時代は、私やご両親が若かった時代とは全然違うから、その人たちー私も含めてーがいうことは信用しないほうが良い、自分で考えたほうが良い」と言います。(私をよんでくださった主催者は唖然としている可能性は高いですが。。)
しかし、最初に書いたような質問をされると、知らず知らずのうちに自分がやってきたことがよかった、よく考えてやった、かのように思い込んでしまい、それを語ってしまうのではないか、と気がついたのです。そこで、一番伝えるべきなのは、まず「時代が違うから、そのままやるのは勧めない」「具体的なことーxxさんから影響を受けた、この国にいった経験が強いインパクトーではなく、良いなあ、こういう人になりたいなあ、と思ったら、直接いろいろな人に会いに行く、新しい土地にいくとか、をしたら良い」と「固有名詞ではなく、普通名詞?か抽象レベルをあげて考えると良い」と言う必要があると思ったのです。
最近の私自身の経験でも、ひょっとして無意識のうちに、「この人が良い」「この経験が鍵—留学など」といってしまったのではないか、とちょっと焦っています。
私は、たとえばグローバルな人になりたい、世界で活躍したい、というようなテーマのセミナーの時は、参加者に「たとえば、どんな人?」と具体的な名前を聞くことから始めることが多く、(つまりグローバルな人材の要件は、とかの話はしない、私が思うグローバルな人のことから話をしない)、その人はどんなことをやってきたのか、何が良いのか、などを調べたり、会いに行ったりをしてはどうか、というのです。
自分なりに具体的な人や仕事を思い浮かべること、人の話を聞いたら、そのままそれをしようとするのではなく、今の時代、自分にとってはどういうことなのだろう、と考えてみることの重要性を伝えなくてはと思うのです。そうすれば「まずい!」という感じはなくなるのでは?と思います。したがって、あなたがやってきたことを紹介してください、といわれたら、時代が違う、私がやってきたことからあなたに合わせて何を引き出すか、を、最初にいわなくては、と再認識しました。これからそういうことがあったら、必ずそう言おうと!

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る