今KMDでいろいろな国からの大学院生21名を対象に事業戦略のクラスを教えています。昨日でちょうど半分終わった所なのですが、クラスでの積極的な発言もですが、プロジェクトの進め方がとても効率的でチームとしての活動がうまくできるので、それまでどのような学習方法をとってきたのか、訓練の違いか、などと感じています。プロジェクトはテキストを読むだけではなかなかできるようにならず、数をこなせば。かなりコツを学ぶことができる実践から学ぶスキルのひとつなので、実践の場をたくさんつくることが大事なのです。

昨日は2週間前にケースでディスカッションをしたTotoについて、海外市場で事業を展開する場合の戦略を考える、というプロジェクトでした。HBSのケースは日本でのTotoの事業展開と米国での事業(特にウォシュレット)の話だったので、その延長として、ヨーロッパやアジアの学生が多いこのクラスで、海外戦略を立ててみることにしたのです。21名なので、4つのチームを作り、どの国や地域を選んでも良いので事業戦略を、という指示だけで始めたのですが、いずれのチームも短期間でよくまとめていました。

国の選定についてはチームのメンバーの出身国や住んだことがありよく知っている国をそれぞれが選び、戦略立案・問題解決のオーソドックスなフレームワークなどを用い、資料はそれぞれの言語を駆使してネットなどを用いて集め、データがない部分はいろいろ工夫し、分析を進め、まとめたのです。各チーム10分、質疑応答5分という中でメンバーが次々登場し、スムーズに交代し、プレゼンテーションも明らかにうまくなっていると思いました。数週間前にやはりこのクラスでディベートをしたのですが、その時よりずっとスムーズでした。よく考え、何度も練習したのだな、とはっきりわかるものでした。(終わったあと皆でランチを一緒にしました!ー左の写真:残念ながら全員が入っていませんが)

特に新しい奇抜なアイデアをもとめていたわけではないので、こうした基本をしっかりできるというのは、これから仕事がどんどん変わって行く中で、基本的なスキルとして、必要条件になると思いました。当たり前のことをしっかりやる、というのはどんな分野でもとても大切だと思います。

 私は日曜日の朝合気道のクラスに通っているのですが、そこでもひとつひとつの動きをしっかり、かっちりできるようになると、自然な動きになると先日感じました。基本をしっかり教えてもらって、何度も練習し、それぞれの動きがしっかりできるようになると、全体の技がスムーズで外から見ても自然な動きになるようです。これも基本をしっかりすることでしょう。Back to Basicsとよく言いますが、まさにそうだなあ!と。