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昨晩(11月13日)六本木アカデミーヒルズで、これまでブログなどでお知らせしていたグローバル・ゼミ(GAS)2018特別セミナー第5回が開かれました。

For English=>  今回のゲストはタルピオット・プログラムの日本版開発を担当されていて、ご自身もタルピオットの卒業生(という言い方が良いのかわかりませんが)でありチーフインストラクター兼副司令官であるTomer Shussman氏。タルピオット・プログラムとは何か(イスラエルが国家をあげて推進する国家のリソースであること)、全員が兵役につく18歳の時点で国内の10000人くらいの候補者のなかから何度もスクリーニングを重ねて50人程度を選び、3年間は物理、数学、コンピューターサイエンスを学ぶ大学と同じような(それよりかなり厳しい?)プログラム、そして実際の問題解決の経験を多数積み、卒業後6年間軍隊で活動するとてもよく考えられたプログラムの詳細を説明されました。

以前からイスラエルはかなり若い時代から数学や科学の訓練を受けていてとても強いときいていたのですが、お話を伺って、その中でもエリートを選び、不可能な仕事を与えてどう対応するか、実際にいろいろな問題をどう解決していくという訓練を続けて、クリエイティブでイノベーティブな力を備えたリーダーを開発するプログラムであることがわかりました。講演のあとで私としばらく対談をしたのですが、とても印象的だったのは、学び方を学ぶこと、そして疑問を持つことが一番の鍵である、と聞いたことです。日本では教育機関や家庭では、この2つの力はほとんど開発されないと思いますし、第4次産業革命が進み、これまでの理論や常識では解明できないことばかりである今、どう考えるか、何をどう学ぶか、そこからどんな解決案を考えて実践を繰り返すか、が大事だと思うので、一層この点を強く感じました。

質問もかなり参加者から出ました。Shussmann氏のチームでは、日本でこのプログラムを何らかの形で展開できないか、と考えておられるということなので、みなさんにも参考になったのではないか、と思います。イスラエルは最近だいぶ脚光を浴びてきていますが、まだ遠い国という感じは否めないので、こうした機会にどんなことが行われているか、を当事者から伺うのはとても有意義だと思いました。

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