記事の詳細

セミナーでも講演でも、インタビューでも、求める情報を手にいれるためには、質問のスキルが必要だと思います。質問はほかのことと同様、やってみることで次第にスキルが得られると思いますが、どんな形で聞いたら求める情報が得られるか、は質問した後、少し振り返って見るのが良いです。当たり前といわれるかもしれませんが、質問する前はいろいろ考えて聞いたとしたとしても、終わった後でそれを振り返らないことが多いのではないでしょうか。事前の準備と質問、そして後の振り返りを繰り返しているうちに、このような形で聞けば良いのだな、という感覚が得られます。(よく考えたら、これは以前コンサルティング会社で学んだことでしたし、大学院でも説明していたことでした!)

大きなセミナーや講演の会場で質問するのにはちょっとした勇気が必要(特に聞いているのは日本人がほとんどという場合)ですが、勇気をふるって?質問してみると、そんなに大げさなものではないことも、また的外れの質問をしても、何もしないより、良いことがスキルを得る良い方法だということがわかります。

何も質問が出ない場合、質問をしていただくのは、話をしている方から見るととてもありがたいのです。また自分が質問をしなくても、他の人の質問から学ぶことはたくさんあります。日本ではあまり遭遇しないように思いますが、外国の人はあるプロジェクトなどに成功した人にも失敗した人にも、「もう一度やるとしたら、どうするか」「それはなぜか」とか「もしXXに会うことができたら、何を提案するか、それで何を期待しているのか」(安部総理でもトランプ大統領でも、会社の社長でも何でも良いのですが)というような質問をすることがよくあります。最近、私はこうした質問の仕方を忘れてしまっていたので、そういう場に遭遇すると、ああそうだった!と新たなアプローチが得られることになります。

特にいろいろな人に同じようなテーマでインタビューをしていると質問の仕方もマンネリ化してしまい、予想していた答えしか返ってこないということになりかねません。その場で聞いたことをきっかけに、どんどん深く具体的なことを聞くことを忘れてしまうのです。そうなると新しい見解や情報が得られないので、ある程度様子がわかってきたら、仮説を自分なりにもってそれを確かめる質問をする方が効果的です。質問は好奇心や問題意識を持たないと出てこないので、新しいことを考える上での大切な第一歩だと思います。渋谷のスクランブルスクエアにできたQWSはこのための「場」ではなかったか、と、今思い当たりました。来年2月頃、QWSでSINCAのセッションを企画しているので、それまでにいろいろアイデアを考えます。(質問については今までも何度か書いたり、話したりしているのですが、最近いろいろなことに遭遇したので。。。)

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る