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木曜日5月20日は昨年8月に亡くなったシャンソンの深緑夏代さんの追悼公演の最終日でした。For English=> 私は3年前のチャリティ・コンサートで深緑さんのステージを見て、すっかりはまってしまい(それ以前数十年前からお名前は知っていましたし、歌も聞いてはいましたが)、ウェブサイトを探してメールを出し、手紙を書き、コンサートを探して、「追っかけ」をやっていました。(最初に出した手紙に返事をいただき、とても感激したのを昨日のように思い出します。)

最後にステージを見たのは、2年前の11月にやった大阪公演でしたが、亡くなったことを知って、昨年はお通夜にも伺いました。今度、追悼公演をするという話を聞いて、すぐチケットを買いました。宝塚に住んでおられたので、関西での公演が4月初めにあり、東京での公演は4回開かれました。

深緑さんは宝塚でもそのほかの場所でも、シャンソンを教えておられたので、お弟子さんがたくさんいます。今回の追悼公演は、その方々が集まって、コンサートをしたわけです。最後に見た10月のステージも同じようなスタイルでした。

深緑さんの歌は、言葉もすばらしく(オリジナル歌詩集という本もあります)、私もコミュニケーションのワークショップで使ったこともあります。ストーリーを語っているので、心に深く触れるのです。コンサートで最初に知ったすぐ後は、CDを皆探してきて、iPODに入れ、毎日毎日聞いていましたが、何度聞いてもすばらしいと思います。

今回はお弟子さんが多数出演していましたが、とても厳しく、そして素晴らしい師であったのか、どれだけ尊敬されていたのか、が良くわかります。「教える」ことと「自分が実践する」ことを両方極めていたのが、私にとっても大きな意味を持っています。「こういう風にやると良い」と教えても、自分でそれが見せられないとだめなのではないか、と常日頃から考えているからです。

深緑さんは大病をした後、「もう自分が舞台には立てないかと思った」といっておられましたが、私がチャリティコンサートで見た頃は、復活して、とてもパワフルで、存在感があり、かつ、自然体ですばらしいステージでした。

今回の追悼公演でも、多くの人の歌を聞いていて、歌唱の技術と「心」が両方必要だと思いました。やはり圧倒的な技術がないと、そもそもプロとはいえないし、またストーリーとしての歌を語れるかどうか、で、アピールする力が違うと思いました。その前の日曜日に行ったチャリティ・コンサートに続いて聞いた安奈淳さん(19歳の時から習っていた一期生だそうです)のやさしさと力、ステージに出てきただけで圧倒されるような華のある鳳蘭さんがやはりとても印象に残りました。

最後に讃美歌の「神ともにいまして」(また会う日まで。。。という良く聞く讃美歌)を皆で歌ったのですが、8年前に亡くなった夫の告別式でもこの歌を歌ったことを思い出しました。

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