友人の安宅和人さんの書籍「シン・ニホン」を読み終わりました。一度読んだだけでは十分理解できないほどとても充実した内容、そして広がりの書籍だと思います。私もまだ一度読んだだけなので、もっと深く知ろう、考えようと思うのですが、、今は新型コロナウィルスで在宅勤務などで、まとまった時間がある方がかなりおられるのではないか、と多くの方々のこの本を読んでいただきたく、このタイミングで、ブログに書くことにしました。

シン・ニホンについては、今までいろいろなところで安宅さんが講演をされた資料、AI人材、Society 5.0などに関連して資料を見ることがあったので、出版されてすぐ買おう!と思っていたところ、安宅さんからおくっていただきました。

私自身が、イスラエルの若い人と一緒に書いている本の原稿や年度末のいろいろな雑務(一番不得意)に追われる中で、まず最初の2章を読み、「時代の変化(1章)」と「日本の現状(2章)」について、ここまでデータを駆使していないのですが、私もかなり同じようなことを言っているので、やはりそうか、これだけfactを見せられるとやはり迫力が違うなあ、と感じました。(私は、このままで日本は大丈夫か、とあまり希望を持っていなかったので、本の帯の言葉(この国は、もう一度立ち上がれる)と日本の本来の勝ち筋の話にとても勇気づけられました。特にAI-readyという言い方はすごいなあ、と感じて、早速使っています!

2章まで読んだ後、新型コロナウィルスの刻々と変わる状況、米国大統領選(家族は米国籍だし、私自身もよくいくので、ニュースには一喜一憂するのです!)などで振り回され、3章以降に取り掛かるまで、少し時間がたっていました。

私は将来を担う人材に関心があり、いろいろな活動もしていて、3章以降が一番鍵だと思っていたので、はやく読みたいと幾分あせる中、やっとまとめて時間をとって読み始めました。3章「求められる人材とスキル」からは、大雑把にはわかるのですが、特に4章「未来を創る人をどう育てるか」に出てくる、いろいろな分野細の話や具体的なプログラムなどは、私自身、よく理解できないことが多く、こういうことをしなくてはならないのか、と幾分呆然というか唖然として読んでいました。(私はプログラミングが自分でやりたいとオンラインのコースを苦労してやったり、AIを少しでも理解するには線形代数と。。。という話を聞いて、早速テキストを買ったりーこちらはまだ挫折していますーと少しでも自分で試したいタイプなのですが。。。)

日本の科学技術の現状を細かく分析している5章「未来に賭けられる国に」になると、少しは聞いたことがある話でもここまで明らかにされると、どこから何をしたら良いのだろう、私にできることはあるのだろうか、と少しdepressされてしまいました。6章「残すに値する未来」は、SDGsとSociety 5.0の話を除き(それもかなり表面的な理解でした)、ほとんどが知らない話だったので、圧倒されて読んだというのが印象です。

最後に出てくる「風の谷」の話は一度聞いたことがあり、壮大な100―200年計画らしいという印象だったので、将来の姿をイメージして、強いパッションを感じると共に、少しやさしい?心持ちになりました。と同時に、「どんな未来を残すのか」という最後の問いかけにどう答えるのか、はやく何か行動しなくてはと幾分焦った気持ちになっています。

バラバラと思いつくまま印象を書いてしまいましたが、なるべく多くの方に読んでいただきたい、と思います。また一度読んでわかったというのではなく、何度も読む必要があるなあ、とも感じます。私の同年代の友人には、家族(お孫さんの年代か?)に何をしたら良いかを知らせたり、それをどうサポートできるか、を考えてはといっています。私の周囲にいる若い友人たちには、まだ時間はあるので、4章に出てくる分野について、自分で学ぶことを今日から考えて実行してはどうか、そして私は自分でもできるところは試したいのですが、そうした若い人たちを全力でサポートしようと強く感じています。

新型コロナウィルスで、何となく心配、不安、元気がない今の日本ですが、こういう時こそ、まったく新しいことを試すまたとない機会だと思います。私も挫折した数学関係のテキストやオンラインのコースを早速始めようと。今日から。