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1日目のGRSは夕方からPlenary Sessionで世界経済フォーラムのKlaus Schwab教授とカタールのSheikh Hamad Bin Khalifa Al ThaniによるOpening Remarksがあり、その後、JordanのQueen Raniaによるパワフルな特別講演がありました。For English=> このスピーチは、今世界は価値観の見直しが必要であること、教育がその基礎にあること、をいろいろな事例から示した、とてもすばらしいものでした。Queen Raniaは世界経済フォーラムのFoundation Boardのメンバーでダボス会議でもいつもとても積極的な役割を果たしておられるので、何度かパネルなどで話を聞いたことがありますが、今回のスピーチは今までで最もすばらしいものだと思いました。これだけ世界でInjusticeが行われている中、価値観が鍵であること、そして、教育への思い入れがどれだけ強いのか、が感じられました。中東であのようなスピーチをするのはとても勇気がいることだと後で聞きました。

その後パネルが行われ、一日目のイベントは終わりました。夜はガーデンでディナーがありましたが、そこでSchwabご夫妻と話しました。ディナーは楽しく、おいしいこの国らしい食事もできましたし、Schwab教授と日本の状況を話す機会もあり、とても有意義でした。

5月31日の第2日目は雇用、スキルのギャップという私がここ2年位、かなり参加しているグループの朝食会から始まりました。ここまでやってきた結果をどう世界で展開していくか、について小グループで話し合いました。ここまでやってきたことももう一度ざっと説明した方が良いというコメントと、これまでいろいろ会合を重ねて今の形になっているのを良く知るグループ(私もその一人ですが)が考える具体的なプランの提案がかなりのせめぎ合いを見せました。雇用、スキルギャップというのは非常に大きなテーマなので、いろいろ苦労はつきません。

40人位の雇用のBrainstorming Session、その後の教育のBrainstorming Sessionに続けて出ましたが、いろいろ考えさせられるものでした。特に雇用のセッションでは、女性の活用という話も出て、いかに日本の状況が客観的にみると世界から離れているか、について、話が出たので、私もコメントをしました。こうした所に来ると、日本で今行われている議論は世界の潮流と全くかけ離れているという印象を強く持ちます。教育にしても、それぞれの国が苦労していますが、日本の教育の課題はそれよりずっと大きいようにも思われます。こうした場に日本の各分野のリーダーが出席して、自分自身でこうした世界における日本の地位や現状を認識することが不可欠だと痛感します。

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