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すでに第6回のセッションが来週に迫っているのですが、その前に、6月5日にアカデミーヒルズで開かれた第5回のグローバル・アジェンダ・セミナー(GAS)のことをご紹介します。今回はHuman Rights Watchの日本代表の土井香苗さんをゲストにお招きして、HRWの活動や課題、なぜ土井さんがこうした活動をするようになったのか、などをお話いただきました。

その時も言いましたが、私はHRWというものの存在も活動についても、昨年9月頃まで全く知りませんでした。グローバル・アジェンダ・セミナーを企画する中で、どんなゲストをおよびしようかという時に教えていただきました。これがきっかけになってHRWの活動や土井さん、そして吉岡さん(ICSの競争力のクラスでやったForumにも出ていただきました)の活動を知るようになったのです。

土井さんのお話の中で印象的だったのは、国益とHRWの関係、アジア独自の人権というものはあるか?などへの明確なポジションです。また実際に貧困、ヘルスケアその他の活動をしている各組織とのシナジーの話もとても興味深いものでした。(こうした活動をしている組織はいくつか知っていたので) HRWは現場での調査を基礎に情報をいろいろな人(たとえば政府、政治家など)に提供して、行動を起こしてもらうことが主な活動であり、政府の影響力を人権のために使ってもらうような各種の働きかけをしています。

GASではゲストをお招きする場合、前もって資料やGASの参加者に考えてほしい課題をいただいておきます。そしてそれを約50名の参加者に前もって考えてもらい、当日は各人が具体的な提案をもってきて、それを基礎にはグループで議論し、その結果をレポートする方式をとっています。準備や数枚でもレポートを書くのは大変ですが、こうした活動を繰り返していくと明らかに力はつくと思います。

HRWの活動につぃて、知ったことにより、私自身もその夜からいったベトナムでの東アジア・フォーラムでは考えさせられることが多々ありました。昨年までは何も知らなかったのですが、知識が増えたため、考え方や視点も広くなったような気がします。これが新しい分野を知る、人と出会う、イベントに遭遇することの意義だと思います。

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