すでに一週間もたってしまいましたが、19日は朝から夕方までいろいろな活動が目白押しでした。朝は、世界経済フォーラムのSchwab会長(マレーシアでその数日前にあった)を囲む朝食会があり、マレーシアでの話題、9月に天津で開かれるNew Championの話などと、気候変動に関する新しいレポートの話などが出ました。いろいろな点でとても興味深く、それまで続けて参加したロシアのSt. PetersburgInternational Economic Forumなどの話も出て、とても私にとっては貴重な経験でした。

 その後、午後からは、21世紀職業財団が企画したキャリア・ウーマン対象のセミナーをしました。「Web2.0時代のキャリアのつくり方」というテーマで約2時間、お話をして、質疑応答をしました。

 最後に「世界級キャリアのつくり方」を10人の方にプレゼントして(私とじゃんけんをして勝った人が10人くらいになるまで続ける方式をとりました)、多くの方に名刺をいただき、終りました。(その後何人かの方にメールをいただきました) 

 その後、総合科学技術会議の打ち合わせと官邸での本会議がありました。科学技術に対する資源配分の話が主なテーマでした。私は洞爺湖サミットが近いことから、マレーシアにおけるJapan Lunch での福田総理のビデオによるスピーチ、会議における関心事などについて、短い発言をしました。 

 さすがに一日にこれだけいろいろな活動があり、英語、日本語が錯綜すると、幾分疲れましたが、有意義な一日でしたし、3つの全く違った活動から学ぶ点も多々ありました。体力、気力、集中力が大事だと思いました。

 

 翌日20日は四国へ出張で行きました。以前から行きたいと思っていた東レの炭素繊維の愛媛工場をまず訪問し、日本企業が世界に誇る炭素繊維の製造プロセスや今までの開発の状況、今後の展望などを伺いました。炭素繊維につぃては、20年以上前くらいに新製品開発の物語として聞いて以来関心を持っていたのですが、最近、航空機にかなり使われるようになっていると聞いたので、ちょうどいいチャンスだと思って、訪問させていただいたのです。今までの開発の変遷、なぜ日本企業が強いのか、どうして航空機に使われるようになったのか、今後どんな用途(自動車が有望です)がありそうか、そのためには何が必要なのか、たとえば自動車に使われるようになると、自動車業界に何が起こりそうなのかなど、とても興味深いものでした。

 工場を見学させていただいたのですが、行く前は全くイメージを持っていなかったので、こういうプロセスで作るのか、やはり繊維なのだ(当たり前ですが)と思いました。大雨の中、多くの方々が丁寧に説明してくださり、素人(私!)の質問に答えていただき、何しろいってよかった!と思いました。(私は現場、特に工場がとても好きなのです) 

  四国はとても雨が強かったのですが、その後徳島に行き、以前からお約束していた徳島文理大学での公開講演をしました。とてもすばらしいホール(音楽会に最適)で企画していただいたものです。テーマは「フラット化する世界に大きく飛躍するために」というもので、主な対象であった大学生向け、それから大雨の中をお越しいただいた一般の方向けに、いろいろなお話をしました。その記事が徳島新聞に今朝出ています。(記事はこちら)tokushima.pdf

 

 松山から徳島への道はもやがひどく、飛行機は飛ぶかとかなり心配していたのですが、無事早朝の便で東京に帰り、午後の企業ワークショップに間に合うことができました。

 2日連続でいろいろな活動が続きましたが、私にとってはとても有意義、かつ楽しい2日間でした。徳島名産のすだちをたくさんいただき、リフレッシュしてきました。四国はずっと前の高校の修学旅行以来いったことがなかったのですが(そのため松山と徳島の距離が全くわかっていないで、同じ四国だから両方一日でできるだろうと思い込み、前日に地図を見て、その距離に愕然としました)、これを機会にまた訪ねたいと思っています。