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顔認証のテクノロジーを巡って、この所海外では、IT企業が次々に自社で開発した顔認証技術は警察には提供しないという声明を出しています。この間ゲストで出たBBC Business Mattersでもこれが直前に出てきたニュースだったので、少し話をしました。その時はあまり状況がわかっていなかったので、パスポートコントロールを通る時に効率がとても良い、とあまり関係ないコメントしてしまいました。

最近話題になっているのは、(最近のニュースやScience Fridayなどサイエンス関連のポッドキャストを聞いている私の理解では)警察がプロファイリングの目的などで使うので、警察には提供しない(その背景には今米国をはじめとして世界各地で盛んになっている人種差別や不当な扱いに関連しています)ということのようです。色々な人種がいて、長い歴史を経ており、人種問題がとても複雑な国では、例えば白人のデータがほとんであるため、(というより他の人種のデータが少ない?ため)誤認が多いということ、そして有色人種というだけで、警察に射殺されるというようなこともある(そこまで行かなくても、間違えられて捉えられるなど)ことのようです。

データが相対的に少ないから、精度が低いというのは以前も聞いたことがありますし、少し前までは日本語のデータが足りなくて、自動翻訳が?だという話も聞いたことがありました。

顔認証については、顔認証のテクノロジー自体の開発をやめるとするIT企業もあるようなので、問題はかなり複雑らしいと思っています。

最近のBLM運動にしても6月19日の解放記念日にしても、人種問題が歴史的にもとても深くて、私にはとても十分理解することはできないということだけは感じることができます。日本でも問題はあるようですし、それが人種ではなく、性別などにも関連していることはあちこちでみますが、なかなか難しい問題です。テクノロジーをどこまで進めるか、など、以前よりずっと複雑な問題になってきている(つまりテクノロジーでできることは皆やった方が良いという一時の楽観的な考えは全くなくなりつつある)と思います。一方、日本の状況はそれよりずっと後?でまだすべきことが多々あるようなので、ちょっとみた限りでは、別世界のようだ、とも感じるこの数日です。

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