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昨日6月25日、渋谷のBunkamuraのシアターコクーンにコクーン歌舞伎を見に行きました。最近歌舞伎など日本のPerforming Artsに触れているのですが、一度行くとまた行きたくなり、それも新しい試みも見たいということで、初めてコクーン歌舞伎のチケットを買いました。(こうしたチケットはすぐ売り切れてしまうので、自分が行けそうな日程とチケットの状況を見ながら、かなりエイヤ!で買ってしまいます。)

コクーン歌舞伎については、新しい試みらしいということはちょっと知っていたのと、中村勘三郎、中村橋之助といったコクーン歌舞伎の中心メンバーが新しいことを次から次へと実験していること、それに素晴らしい役者であることから、チケットがある!と聞いて、背景など全く知らずに、まず見ることにしました。演目は「佐倉義民傳」で、ストーリーは全く知らなかったのですが、新聞の劇評を見た記憶がありました。

実際いってみたら、まず一階の席がいわゆる席でなく、昔はこのようにして歌舞伎を見たのだろうというスタイルでした。時間ギリギリに行き、私はチケットが買えた2階席(こちらは普通の席)だったので、最初はそのスタイルに目がいかず、舞台が遠いなあ、などと思っていました。

串田和美さんの演出は、とてもすばらしくて、ラップが途中で入ったり、ミュージカルのようなグループでの歌?(といったらよいのかわかりませんが)があり、とても迫力がありました。中村勘三郎、中村橋之助はすばらしい俳優だと再認識しましたし、何度も出てくる「あきらめてはいけない」というせりふがとても印象的でした。と同時に、お上の善意をあくまで信じていた、それが裏切られた時の怨念の凄まじさ、特に子どもへの仕打ちを絶対許さない所は、心に深く触れ、圧倒されてしまいました。

観客はコクーン歌舞伎に何度も来ている人たちが多いような感じでした。最後のカーテンコールでいとうせいこうさんが出てきた時も、私は誰だかわからなかったので、隣にいた人に聞いたら、すぐ教えてくださいました。

歌舞伎、ミュージカルなど今までとは違ったPerforming Artsを渋谷で見ることができて、とてもハッピーな金曜日でした。一週間前はニューヨークにいて、ブロードウェイでミュージカルやコンサートに行っていたことを思うと、どこにいても、私の行動パターンはあまり変わらないと思いました。いろいろなことが毎日起こっている文化のある都市の魅力はとても大きいです。

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