最近、間違って買ってしまったトイレ掃除用のブラシをスーパーマーケットに返しに行った所、全然問題なく、返品できました。カナダドルで8ドル位の小さなものなので、間違った(実はすでに私の借りているユニットにあった)けど、「まあいいか」と思っていたのですが、「念のため」返品できるか聞いてみようと思ったのです。こうしたことは結構、億劫だし、特に英語で交渉しなくてはならないとなると面倒だなあと思うこともあり、幾分ためらいの気持ちが出ていました。

 しかしこのことのようにやってみると、「こんなに簡単なのだ」と思うことが意外に多いです。特に外国にいる時は、何でも「だめでもともと」で聞いてみる、頼んでみるという癖がついています。(考えてみると、なぜ外国なのか、と不思議なので、日本でもできるはずですが。。) 

 たとえば、小さなことですが、レストランにいってメインのお料理の付け合わせの野菜をほかのものに変えてほしい、というのも一応聞いてみると、できることが多いです。付け合わせでなくても、メニューをみて、このチーズは嫌いだから別のチーズにしてほしいけど、とか、「xxはいれないで」とか比較的自由に頼めるし、ほとんどの場合やってもらえます。 ホテルの部屋でも、チェックインした後、変えてほしい、というと、理由が妥当ならば、変えてくれることもあります。

 こうした話の中で、一番「やった!」と思った(前にブログに書いたような気がするので、探したのですが、ないみたいです)のは、ニューヨークー成田の便でした。チェックインしようとした所、先に指定しておいたビジネスクラスの席を変えてくれないか、と航空会社のスタッフに聞かれました。移る席を聞いた所、反対側の同じ席(通路側、一番前)だったので、「もちろん」といって、「ところで、なぜ?」と聞きました。赤ちゃんがいるお客様がいて、私の元の席は赤ちゃん用の台がついているからだとわかりました。ついでに?「ファーストクラスにかえてくれてもいいけど」と冗談でいってみて、スタッフと笑って、その場は終わりました。

 すっかりその会話を忘れていたのですが、飛行機に乗ろうとゲートにいったら、なんとファーストクラスのチケットにかえてくれたではありませんか!ニューヨーク成田線のように長いフライトではビジネスとファーストの差は大きいので、「あれ!なんとラッキー!」と思いました。たまたまゲートにチェックインした時に冗談をいって笑ったスタッフがいたので、「本当になった!」としばし笑っていました。こんなこともあるのです。一応、聞いてみるものだ、何でもやってみるものだ、と思いました。ちょっと大げさですが、こうした小さなことが、「できる!」という社会の基本姿勢につながるのかもしれません。これは良く言われる、Why Not?ということなのか、(ちょっとニュアンスが違うような感じもしますが。。)と気がつきました。どうして試すことができないのか?と思った時、自分でもWhy Not?と問いかけてみると良いかもしれません。