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私たちは意識しているとしていないにかかわらず、とかく自分の経験をベースにして考えることが多いと思います。For English=> それ自体は必ずしも悪いことではないのですが(原体験や現場感覚が重要!と私もいつもいっています)、世界が今のようにどんどん変わっていき、自分たちの経験が、新しい発想やアイディアの力を見えなくしてしまうと問題だと思います。「経験にとらわれる」罠?といえるかもしれません。

たとえば、iPad, Kindle, その他Twitter, Facebookなど、新しいデバイスやメディアが出てきた時に、これをどう使うかについて、自分が知っている経験だけにとらわれると、発想が広がらない、かえって新しいアイディアやイノベーションを殺してしまうのではないか、と思います。学校でe-Bookを使うのが良いかどうか、という議論がされているようですが、私は個人的には、学校の教科書にe-Book(だけではありませんが)を使うのはとても良いと思います。重いテキストを持ち運ばないで済むし、新しいやり方もいろいろ試すことができるし、良い点はたくさんあります。(だからといってすべてこれ!というわけではありません)

学校だけでなく、旅行や会議に行く時も膨大な資料を持っていかなくて良いだけで、これまでの苦労がかなりなくなると思っています。(実際、以前、海外にある期間いって原稿を書いていた時、たくさんの本を送っていたことを考えると夢のようです!)

このような場合、重要なのは、そもそも教科書は何のためか、さらには、教育や学ぶことの基本的な目的は何なのか、理想の教育とは何か、という原点に戻り、今できること、使える手段を駆使して、その目的を達成するために何ができるか、どうしたらよいか、をゼロベースで考えることだと思います。そうでなくて、「自分が子供の時の教科書は、、だったから、それが失われる」とか、今までの教科書に「代わるもの」などと考えてしまうと、自分の「過去の経験の虜」になってしまっていて、新しい手段を若い世代に提供できなくなってしまうのではないかと思うのです。

実は今こうしたことを、自分の失敗談(今までやってきたことを形を変えてやろうとしてしまった)も含めてコラムの原稿に書いています。ちょっと過激なので、ボツになってしまうかもしれませんが。。。

とこんなことを考えていたら、米国の話ですが、今年大学に入る世代のMindsetというリストを見つけました。今年大学に入る人たちは大体1991年生まれなのですが、このリストを見ると、いかに自分(私は化石のような世代ですが。。)の経験や認識と違うか、ということがわかります。これはたまたま米国のリスト(ですから英語ですし、わからないものもありますが)ですが、日本でも同じようなことがあると思います。私自身、大学生を対象にセミナーをした時、自分が化石だった!と思い知ったことがあります。経験だけを自分のレファレンスにしてしまうことは自分でもやめよう!と思います。

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