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 8月27日夜、アカデミーヒルズで開かれたハーバード大学マイケル・サンデル教授のセミナーに行きました。For English=> 今とても脚光をあびているセミナーだったので、会場はものすごく混んでいて、皆の期待が感じられるようでした。私はハーバードのもっとも人気のある講義のひとつで、公開されていると聞いていたし、断片的には何度かみたことがあったのですが、まとめて全体をみたことがなく(時間切れで実際のセミナーに行く前にできず)、そのまま行ってしまいました。

 哲学を日々の課題にあてはめて考えていくというアプローチと聞いていましたし、どんどん学生を指して、お互いの議論を奨励するやり方も少しは見ていたのですが、一番印象に残ったのは、事例の選び方です。伝えたいメッセージが自分には関係ない、遠くのテーマにならないように選んでいくのには感心してしまいました。もちろん参加者がいったコメントをいかしつつ、対立点を明らかにして、議論を進める方法、時々「正義」とはという原点にかえりつつ、何をこのセミナーでやろうとしているか、を参加者に思い出させ、最後にまとめるやり方はとてもすばらしいと思いました。 チケットとダフ屋の話、病院のアポイント、子供の学校選びなど、皆参加者が自分に近いと感じる、明日直面するかもしれない問題をうまく選んでいるのが、とても印象的でした。

 私もInteractiveなセミナーをしますが、テーマの選び方について、インスピレーションをもらったと思います。これからKindleでJusticeの本を買おう!という気になりました。

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