p1000809.JPG Palo AltoStanfordで開かれていたInnovation 1002日間のプログラムを終わりました。今回Innovationというテーマでこうした形の会合が開かれたのは初めてだったようですが、私にとってはなかなか興味深い会合でした。 参加者の多くがSilicon Valleyの人たちで、ベンチャー・キャピタル、コンサルタント、起業家、そして学者で、ほとんどの人がこのうちのいくつかの経験があるという海外では良く見るパターンでした。 

  Innovation(特にGeography of Innovation と IT)が中心のようでしたが、3つのテーマ(Innovation Cluster, Innovation Talent, Collaborative Innovation)につぃて、いろいろなアプローチでInteractiveなセッションが続きました。私はクラスターなどを研究していることもあり、いずれも興味深いテーマであり、参加者の中にはこうした会合であったことのある人もかなりいましたし、またAnno Saxenianのように昨年、Berkeleyに会いにいった後、機会がなくて話をすることができなかった人も含まれていて、そういう点ではとても有意義でした。 

  ディスカッションのやり方も多様で、やり方という点でも学ぶ点が多々ありました。と同時に、こういうやり方はうまくいきそう、これはあまりよくないなど、Dos とDontsも自分なりにある程度コツというか、やり方の勘所の一部がわかってきたような気がしました。ちょっとしたことで、こうした会合がうまくたちあがったり、そうでなかったり、することがあるので、なかなか大変です。 

  それぞれのセッションでは大体、コンサルティング会社か大学の参加者が、概要を説明する調査結果などを短時間でプレゼンテーションし、その後、実際にやっている人たちが登場して、少しケース・スタディ風に話し、全体で議論をして、それからグループに分かれてブレークアウトというスタイルがほとんどでした。何しろ発言しようというのが私のスタイルなので、どんどん発言しましたが、2日目のプレゼンテーションなどは話す英語がはやくて、かなり想像力を駆使して理解した?!という感じでした。それでも平気で質問したり、コメントしたりもしてしまいますが。。。 こうした会合では、何しろそれぞれの人が皆自分の思うことをいうので、意見がぶつかったり、全く違う視点が出たりは日常茶飯事です。だからかえって、気楽にどんどん意見がいえるという良い点もあります。 聞いていて「なるほど」と思うこともあれば、「本当かなあ?」と思う点もありました。

  今回の会議で最も面白かったのは1日目の最後にやったイスラエルの起業家の父のような人のプレゼンテーションでした。Jewish MotherからいわれるGuiltPanicがイノベーションの根源だというような話をかなりきわどいスライドをたくさん使って説明して、皆で大笑いしました。(内容はPolitically Incorrectなことが多いので、この場ではあまり説明できませんが。。)大体こうした会合では、こうしたHilariousな話が出てくるようです。
  もうひとつ私にとってとても有意義だったのは、日本からの参加者お
2人と話ができたことです。一人は田坂広志さん、もうひとりは小池康博さんです。田坂さんは以前からメディアなどでお顔を拝見していたし、本も読んでいたので、一度お目にかかりたいと思っていたら、昨年大連の会議でお目にかかることができました。小池さんは、NHKのプロフェッショナルに最近出られたことを知っていたので、とても期待していました。(そうしたら3ヶ月くらい前に実はお目にかかっていたことがわかったのですが。。。写真の左が小池さん、中央は世界経済フォーラムでこのグループの担当をしたSimon)  

  日本ではなかなか会ったり、話をしたりできない方と会議が終って皆帰ってしまった後、食事をしながらいろいろお話ができたのがとても楽しいひと時でした。こうした会合に出ると海外の人だけでなく、日本の人にも会えるのが良い所です。