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土曜日11月6日、アカデミー・ヒルズで1月から始まったグローバル・アジェンダ・セミナーの第9回が開かれました。For English=> 今回はゲストをお招きした最後の回でしたが、UNHCRの広報官である守屋由紀さんが、難民の状況、UNHCRの活動などを話してくださいました。守屋さんのプレゼンテーションとともに、実際にご自身も難民であり、今は難民調整委員会の委員長をしておられるタンさん他2名が実情を話してくださいました。

日本がアジア初の難民第三国定住を受け入れて3年間のパイロット・プログラムを実施中であること、実行上の課題などを直接伺った後、Q&Aのセッションをしました。もちろんすべて英語です。

参加者へは、グループに分かれ(基本は個人で考え、それをグループで議論するという形です)、a)日本政府、b)難民が居住する地域の自治体、c)難民を支援するNGO、d)UNHCRの広報、3)UNHCRと連携関係にある民間企業、という5つの関連団体(Stakeholder)の立場にたって、難民の自立が成功するために、1)具体的に何をするか、2)関連団体の協働を進めるために何が必要か、という2つを事前課題にしました。

そこで、セッションの後半では各グループで簡単に議論した後、来年の世界経済フォーラム年次総会(テーマはShared Norms for New Reality)で、日本のパネルをしたら、というシミュレーションをしてみました。私がモデレーターの役をし、5つのグループ代表にパネリストとなってもらい、ダボス会議などでよくやる方式を使って、それぞれの短い発言、パネリスト間での議論、そして参加者との議論という形で進めました。

パネルをロール・プレイでするというやり方は、GASでは初めてでしたが、ここまで10月活動してきたので、実際の国際会議はどんなものか、参加者に経験してもらうという目的で試したものです。見たり聞いたりしているのと自分でやってみるのは、かなり違うので、何しろ自分でやってみるのが良いと思ったからです。

アンケートを見ると、難民の方から直接話を聞けたことが有意義だった、パネルは臨場感があって興味深かったが、もっと多くが参加できると良かった、やり方がわかりにくかったなどでした。初めてのことをするとこうした問題はよく起こりますが、初めてのことはやらないとわからないので、やりながら学ぶのがよいと思います。

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