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 今週(20日から25日まで)は、距離を超えたコミュニケーションとFace-to-Faceのコミュニケーション両方の機会がいくつかあり、コミュニケーションの手段がどんどん多様化していることを実感しました。

 世界のマーケットが激しい動きをする中、スピードが今までとは桁違いに速いのですが、1日は24時間と変わらないので、やりたい、やるべき活動をすべてやろうとすることはできません。関係者が皆そうした状況なので、物理的に会おうとすると、予定の調整だけでさらに時間がとられてしまうため、最近はほとんどが電話会議やパソコンと電話を使った会議になりつつあります。

  今週も電話会議を4回しましたが、世界の各地にいる人との会議なので、時間帯が大体夜10時からとか朝7時などという場合が多くなります。パソコンで画面を見ながら、電話で議論をするのは、それ以前に会ったり、一緒に活動をした人との場合はほとんど問題がありません。今回の電話会議のうち3回は英語でしたが、幾分言い足りないと思ったら、確認を後でしておくなどフォローアップが常に必要ですが、世界のどこの人とでも画面を見ながら、話ができるのは、とても有効だと思います。はじめての会合でも、電話会議は使えますが、メールをやりとりしてテーマなどを決めたり、資料を読んでおいたりした後、電話会議というのがとても有効だと思いました。

  また、今週は6週間ほど前にカリフォルニアの会議で会った人が、その日本支社とつないでくださったため、今度は日本支社を訪問したというFace to Faceの会合もありました。日本支社のトップは、今まで何らかの関連があった人たちだったので、知らない方々ではなかったのですが、こうしたきっかけを活用して(そうでないとなかなか直接会う機会や理由がないので)、オフィスを訪問させていただきました。実際にFace-to-Faceで会ったり、製品や機器を見せていただくのは、とても有意義だと思いました。いろいろ興味深いアイディアを伺ったので、これからはこの方々ともメールや電話会議を駆使することもできると思います。

  このように、コミュニケーションする手段は限りなく増えている、となると、何をコミュニケートするか、という中身、目的がより重要になってくると思いました。手段に振り回されないように、何をするか、なぜするか、を常に考えねばならないと痛感します。

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コメント

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  • コメント (2)

    • 新良 幸太郎
    • 2008年 10月 26日

    Darden School of Businessを2007年に卒業した新良です。

    石倉さんのブログはいつも良い知的刺激になっています。ありがとうございます。

    ところで、多様なコミュニケーションを活用する人がここ数年増えてきたのは、何が原因なのでしょうか。
    電話や電話会議の技術はずいぶん前に確立されたものです。テレビ会議は、電話会議の延長として捉えられ、画像があればより良いが、ないからといって会議が成立しないものではありません。Emailの前はTelex、Faxもありました。
    ICTの向上だけでは、コミュニケーションの手段と頻度が増えていることは説明が難しいと思います。

    石倉さんは、多様な通信手段を手にした現代にあって、むしろ旅をする回数が毎年増えていらっしゃるように感じます。
    増えているのはコミュニケーションの総量であり、旧来の手段から新しい手段へのシフトではないように思われますが、いかがでしょうか。

    • yishikura
    • 2008年 10月 28日

    新良さん、石倉です。コメントありがとうございます。

    自分の活動範囲を考えてみると、以前に比べて、活動(主に人との協働)の密度とスピードが大幅に増えていると思います。以前は、ある会合であった人でも手紙や電話でコンタクトしなくてはならず、必ずしも連絡がすぐつかなかったし、それであきらめたことも多かったので。

    しかし、今は、メールですぐ直接連絡がつきますし、時間と距離はほとんど問題になりません。そういう意味では、活動の範囲、対象の広がり、コミュニケーションの密度が桁違いに大きくなり、増えていると思います。

    リアルタイムで直接コンタクトできる手段が低コストでいつでも手に入るので、「その気」になれば、すぐコミュニケーションがとれ、そこから協働が始まると思います。従来の手段に加えて、新しい手段が付加されているということかもしれません。

    旅行が増えているのは、従来であれば、コンタクトがとれなかった人との接触やコミュニケーションが確立でき、それによって、直接会う必要がましている(メールをたくさん出す人は手紙も沢山出すのと同じように)のだと思います。

    私は、メールも沢山出しますが、手紙も以前より沢山出していると思います。それは知り合う人の範囲と数が非常に増えたからだと思いますし、その背景には新しい容易に使えるコミュニケーション手段があると思います。

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