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 1月初めからICSで担当している「競争力」のコースはほぼ半分にさしかかり、コースの狙いが学生に理解されつつあるか、をチェックするとともに、残りのセッションのためのいろいろなアレンジでとても忙しくなってきています。 昨日1月21日のクラスはCosta Ricaのケースで、国の経済戦略とグローバル企業の立地の意思決定とのせめぎ合いがとても興味深いものでした。ケース・ディスカッションはとても活発で、課題を次々に議論していきましたが、答えがひとつあるというものではないし、国の規模、雇用や教育に及ぼす企業の重要性などをどう考えるかによって、様々見方、そして解決案が考えられます。また政府が為替を操作することなど、ケース自体は1990年代後半時点のものですが、2011年の今の状況にも思い当る点が多く、その意味でもとても有意義でした。

 ICSのこのコースではクラスでの貢献度が成績の半分近くを占めるので、毎回、誰がどんな発言をしたかをフォローしていきます。昨日は、最初の4回のクラスまでで、学生自身が自分のクラスでの貢献度をどう評価しているか、を集めました。それと私の評価を比較して、学生の自己評価が私の自己評価より高い場合だけ、学生との会合をします。会合の目的は、それぞれの発言について、どんな点が良いか、どう改善したらよいか、を話すことです。昨年はこのタイミングが遅く、フィードバックをしても改善する時間が限られていたので、今回は早めにしました。

 というわけで、今朝はその活動にかかりきりでしたし、残りのクラスのゲストやビデオなどのアレンジ、学生個人のレポートのテーマの確認とそのための1対1のミーティングのセットなど、短い期間ですが、することがたくさんあるので、結構忙しいです。特に今年は学生が42名なので、それぞれの活動をフォローし、1対1の会合を計画するのもかなり時間がかかります。 しかし、「意見があるのだから、もっと発言してほしい」とメールしただけでも、学生の姿勢が全く変わることもありますし、学生のレポートはそれぞれの国の競争力向上のための提案なので、読むのがいつもとても楽しみです。時間はかかりますが、得る所が大きいのです。(一日24時間以上だったら良いとつくづく思います!)

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