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 昨日1月23日に政策研究大学院(GRIPS)で開かれたバベル・カンファレンスに参加しました。For English=> このカンファレンスは3つの”less”-テーマ、時間、場所がない(というか超えてという意味のように思われました)ーを中心コンセプトとしたもので、Haegawan Kimさんという若い人が始めた非営利組織、Vabelが主催したものです。

 私は昨年末(確か)、こういうカンファレンスがあるからスピーカーの一人になってくれませんか、というメールをいただきました。どんな組織か、Haegawan Kimさんとは誰か(昨日初めて直接会いました!)など全然知りませんでしたが、3つのlessというコンセプトがおもしろいと思ったのと、私が知っている黒川清さん、茂木健一郎さんなどがスピーカーだし、その日はあいていたので、OKと言いました。(あまり良くわからないものでも(というか、わからないものだからやってみよう、”Why Not?”という感じです)

 それからブログでPRしたり、他のスピーカーのプロフィールを見たりしていたら、とてもおもしろそうなのでどんどん興味がわいてきました。でもテーマなしなので、何を話そうかなあと思ってしばし考え、最終的にはカンファレンスの前の日に一応のメッセージとストーリーを決めて、スライドを準備しました。(Kim さんからキーワードとスライドを使うのなら知らせてというメールがきたこともあります。。。) 他の方々は何の話をするか見当がつきませんでしたが、私が今考えていること、最近知ったこと、そして多分参加者は若い世代だと思ったので興味がありそうなことなど考えて、テーマを決めました。その日の直前まで、15分でぴったり終えるように何度かストーリーを自分なりに話してみたりもしました。

 会場にいってみると、私は4番目のスピーカーだったのですが、前のスピーカーのスライドに技術的な問題があって30分位かかることがわかりました。「休憩にしよう」といっているのを聞いて、「私は今すぐできるけど。。」といって2番目にやらせていただきました。(その日の朝スライドファイルを送っておいたので、セットしてあったのです) 

 時計が良く見えず15分きっかりに終わったか定かでないのですが、質問はいろいろ出て、とてもExcitingでした。質問は皆とてもポイントをついていて、答えられない質問もありましたが、私もその場で考えねばならず、とても良い経験でした。

  質疑応答はあとまで心に残るので、今朝も考えていた所、いくつか追加したいことを思いつきました。質問の中で、日本の企業に「世界レベルで人材のモビリティをあげる」ことがいかに必要か伝えてほしいというものがありました。その時は、今のEstablishmentのトップにいっても体感がないから効果がないし、時間が限られているからそれより若い人に働きかける方が良い」といいました。でも良く考えてみると、一般的に財界団体など?にまとめて働きかけることはもうしないのですが、個々にはいろいろやっていることに自分で気が付きました。

 たとえば、若い人がすばらしいアイディアを考えたのだけど、社内では聞いてもらえない、というような場合、たまたま私がトップを知っていればそのアイディアを持ってトップに直接話にいくことが何度がありました。もちろん考えた人が社内の人であることを知らせますし、途中で話が進まなくなってしまった場合は、私の知る別の企業のトップの方に相談しにいって、どう働きかければ良いかアドバイスをいただき、また働きかけたりすることがあります。また日本企業が世界で明らかに貢献できるアイディアや製品があるけれども、それが社内であまり脚光を浴びていない、というような場合、逆に世界にアピールできるようなルートをいろいろ探してPRしようとすることもあります。(もちろん元の企業の方のOKをいただいてからですが)。日本のある都市を世界にアピールしようとしたこともありますし、企業のトップに体感を持っていただくために国際会議やフォーラムのPRをすることも多々あります。(このように個別に働き掛けてもなかなか進まない、意思決定があまりにも遅いということは多いのですが、それでも財界団体全体などに働き掛けるよりは効果があるのではないか、と思っているからです。) 

 昨日は「誰もがユニークな特色を持っている、だからそれを探し、それを磨くと、世界レベルで人材の移動ができる世の中を最大限生かせる」と言いました。良く考えてみると、私も自分は何ができるのか、をいつも考え、私しかできない(というと大げさですが)ユニークさを探そう、それをいかして何かを起こそうとしているのだと思いあたりました。

 バベルカンファレンス自体、他のスピーカーのお話がそれぞれにとてもおもしろくて、エキサイティングだったのですが、同時に、自分の活動を振り返る機会にもなりました。特に、質疑応答はその場でもいろいろアイディアが出ますが、後まで考えさせられることが多いので(昨日出た「どこまで情報をdiscloseするか」「Fragileは。。」の質問もそうです。。)、とてもStimulatingだと思います。

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