昨日123日は朝からVantanというデザイン教育をしている会社で、セミナーをしました。数ヶ月前にした「感動を創る」というフォーラムをトップがごらんになり、BBT(ビジネス・ブレーク・スルー)という衛星放送の放送局(私はここで2ヶ月に一度「イノベーションライブ」という番組を10年近く!担当しています)からご紹介いただき、20人くらいの方に、今後の教育サービスのあり方、感動を創るとは、などのテーマでお話することになっていました。

 Vantanのウェブサイト(ウェブサイトを見ると、「デザインとは、色や形の話ではなく、『人の心をどう動かすか』である」という話が出ています)を見たり、この業界を良く知っている方にVantanのことを伺ったりして、「新しい時代:デザイン・技術・感動を創る」というタイトルにしました。

   当日は、人数が増えて、ビデオ会議も含めると100人くらいの方が対象だったのですが、「今の時代、付加価値はコンセプトやシステムにある」「デザインと技術の組み合わせが大きな可能性を拓く」「感動を創るには、多様性と原体験、実践が大事」など、なるべく具体的な話や最近見聞きしたことを含めてお話しました。

   もっとInteractiveにしたかったのですが、時間が短く、教室形式で人数が多かったので、一方的になってしまったのが残念でした。でも世界経済フォーラムでのウェブサイトからWork Spaceの写真などを見せながら、なるべくビジュアルにとやってみました。質問が少なかったのも残念だったのですが、何人かの方はうなずきながら聞いていただいていたので、少しは伝わったかなと思います。

    教育やスキル開発には、大きな課題そして同時に大きな可能性があると思います。教育の話だったので、11月はじめにドバイでやった世界経済フォーラムの会議を思い出しました。

   この会議で私はSkills Gapというグループだったのですが、世界が課題と考えているSkills Gapと日本の現状にはとても大きなギャップがある(つまりGapの2乗!)と思いました。

   世界(特に欧米など高度経済の国)では、「21世紀には今までと全く違うスキルー例えば、ITで世界から情報が得られる中、どう判断し、どう発信するかという能力、複数の分野を俯瞰的に見る力、変化への対応力―が必要。 その解決案として、1」世界レベルでどう開発するか、2)人を移動させるか、3)組織を移動させるか、などいろいろ考えられるが、そのために世界で何をすべきか(例えば資格の共通化など)が課題でした。しかし、日本はこうした世界の知識経済化や体系化から隔離されている(言葉の問題が大きいです)、こうした世界の情報や知識が得られるというメリットが活用されていない、日本から貢献できることが少ないと痛感しました。

こうしたギャップはどんどん大きくなるので、はやく何とかしなくては私自身かなりあせっています。(最近特に危機感が強く、キャリア関係のセミナーでもこうした話をよくします) 

何しろ今世界はどうなっているのか、何が起こっているのか、を自分の目で見、耳で聞く原体験を多くの若い人に持ってもらうのが一番だと思います。