私は4年前位から週1度ですが合気道のクラスに通っています。合気道のクラスに行くと、「わかる」と「できる」がどれほど遠いかが実感としてわかります。 頭では動きが「わかる」のですが、それを「体ができる」ようになるまでに、道は遠いことが体感できます。
 この間の日曜日もクラスがありましたが、インストラクターがデモンストレーションをして、説明してくれた後、すぐ2人で組んでその技を練習しました。練習をしていると、インストラクターが来て、私の動きを見て、「xxに気を付けるとよい」「足をこちらの方向に向けるとよい」「腕を伸ばすとよい」「ひじをまげるとよい」など細かいことを教えてくれます。「あ、そうか!」と思っていわれた点に注意して試してみるのですが、そうするとほかのことに気がまわらなくなってしまいます。 がっくり来てしまうのですが、「何度も練習していれば、体がマスターするから大丈夫」といつも励まされています。
 
 子供時代にいろいろなことを習うと、体がすぐにその動きをマスターできる(これは自転車に乗る、泳ぐなどについても同じだと思います)のですが、大人になってから何か習おうとすると、まず説明を聞き、やっているのを見て、さて、やろう!ということになります。自分でやってみると、体が思うように動かない、力が入ってしまうというようなことがよくあります。それで練習を続けるわけです。

 実際練習を繰り返していると、ほとんど考えなくても体が動くようになったものもありますし、理想?の形でできると動きや技がまさに「自然で流れるような動き」であることも体感できます。

 「わかる」と「できる」は違うとよくいいますが、運動や楽器など技を学ぶと、本で読んで「できる」気になっていることが、実際は「できない」ことがよくわかります。 
 考えることやアイディアを出すこと、提案の実行も同じで、本を読んで「わかった」気になっていても、実際自分でやろうとすると「どこから手をつけて良いかわからない」「こまかい点をどうしてよいかわからない」ことがたくさん出てきます。  やはり実践が鍵だと痛感します。