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  先週と今日、日本を代表する大企業の女性幹部を対象としたセミナーを大阪と東京でやりました。グローバル企業になると宣言した企業での初めての試み(だったと思います)ということで昨年からどういうプログラムにするか、担当の方々といろいろ考えて計画したものです。

   その企業の役員の方の多数の実例にもとづいた、とても示唆に富んだお話の後、私が登場して、今、書いている(まだ書いています!)新しい戦略の本の一部をご紹介しながら、参加者の皆さんにも議論していただくという方式をとりました。   

  身近にある材料を探して、議論のテーマをきめたり、参加者同士の交流を深めるためのIce Breakingのゲームをしたり、といろいろ考えてやったのですが、先週やった第1回目は、人数がとても多かったこと(100人!)、時間を気にしながら、広い範囲の話をしようとしたため、具体例をくわしく説明する時間がなく、抽象的な話になってしまったこと、参加者のグループでする議論を2回に分けたため、時間不足で議論までいかなかったこと、など、反省すべき点が多々あるものになってしまいました。(さらにそのあと私はちょっと体調を崩してしまうーあまりうまくいかなかったので、体までがっくりきたのか?ーというおまけつきでした)

  そこで、先週のアンケート結果を教えていただき、具体例をなるべくいれる、議論は一度だけにする、別の活動をいれて話の区切りをはっきりさせる、(それに人数が今回は半分の40名強でした)などいろいろ改善して、今日はやってみました。

  まだフィードバックをいただいていないので、参加者の方々の感想はわかりませんが、議論も興味深い視点がかなり出たことや、懇親会でも多数の質問が出たことなどから、私自身としては、少しは改善されたのではという印象を持ちました。

  以前、金融サービスの会社2社合同でこのようなワークショップをした時も、第1回目は予想と違ったことがかなりあって、明らかに満足度が低かったのですが、その後すぐ担当の方々と会合をして、その時の反省をもとにして、いろいろアイディアを考えて、2回目をやったことがあります。その時も、二度目は議論も活発でしたし、満足度が高かったと記憶しています。今回もそうですが、あまりうまくいかなかったという感触があっても、2回以上のシリーズで(今回は参加者は違ったのですが)、いろいろ改善できる場合は、何とかリカバーできるので、とても良いですが、1回限り!ということもあります。

  この忙しい時期に参加者の方々には、時間を使っていただくわけですから、何か得る所があった、刺激になった、今までと違う見方をしはじめたなど、ワークショップやセミナーの「前と後」で明らかな「変化」がないと、価値がないことになってしまいます。常に、よく準備をする、やっている間も参加者の様子をよく見ながら、軌道修正する(できる場合は)、フィードバックをもらって改善する、欲張りすぎ、盛りだくさんにしないで、これだけはというフォーカスを明確にすることが必要だと思います。

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コメント

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  • コメント (4)

    • shio
    • 2009年 1月 27日

    大阪の場に参加させていただいた者です。その節は大変お世話になり、ありがとうございました。

    当日は参加人数も多く、関心事や視座も多様でしたので、進行にもお気にを遣わせたものと存じます。

    (私自身も、当業界におけるCRMについてなど質問したかったのですが、全体の場では控えました)

    懇親会では、先生ご自身のタイムマネジメントなどもお聞かくださり、気さくに接していただいたことにも感激いたしました。

    その後に体調をくずされたと、本サイトで拝読し心配しておりましたが、当社のこともひとつの原因と知り、胸を痛めております。

    そもそも順ぐりに指名いただかないと意見を述べられなようない現状(性別・年代に関わらず)を、グローバル化に向けて変革していく必要があると、個人的には実感いたしました。

    そのような点も含めて多くの気づきをいただき、なによりも、ライヴの石倉先生の圧倒的なエネルギーで、すごく元気がでました。改めて感謝申し上げます。

    体調が戻られ、今週も快進なさりますことを祈ります。

    • yishikura
    • 2009年 1月 27日

    Shioさん、石倉です。さっそくコメントありがとうございます。
    少しでもお役に立ったらうれしいです(でも昨日のほうがずっとうまくいったと思いますので申し訳ないですが)
    体調を崩したのは、予定をよくばりすぎたのと、無理やり毎日する運動をしようとしたせいで、セミナーのだめだけではありません。(逆に限界がわかってよかったと思っています!)
    先週1.5日ただただ寝ていたら、もう元気になりました。

    • chikker
    • 2009年 1月 27日

    東京の参加者です。短時間でしたが、密度の濃いセミナーでした。
    いつもと違う頭の使い方をした感じが心地よく、その余韻で「働き者」で一日過ごしました。

    先生がおっしゃった「おもてなしの心」は、グローバルにおけるこれからの「日本のものづくり」の重要なキーワードだと常々思っております。重い宿題ですが、日々みんなで考え続けて、早く形にしていきたいです。
    たくさん勇気づけていただき、どうもありがとうございました。
    自分もリーダの一員の自覚を持って周囲の若い衆を元気にしていかないと!と思いました。

    • yishikura
    • 2009年 1月 28日

    Chikkerさん、石倉です。コメントありがとうございました。
    日本の良さをどう表わすか、いろいろやり方はあると思います。アイディアをたくさん出してみるというのがまず良いかもしれませんね。

    それから、リーダーは何しろ元気なのが大事です! お互いにがんばりましょう!

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