St. Gallen Symposium 2日目は、Mega Diplomacy・War & Peace in edgy timesというPlenary Sessionから始まりました。Nation Stateだけでなく、City, Corporation, Community の重要性が増していることなどを歴史を振り返りながら考えたMega Diplomacyのセッションはとても興味深く、その後のパネルも実際に世界の紛争の状況などの「現場」を知っている人のコメントがあり、(私はあまり良く知らなかったことが多かった、しゃべり方がはやいのと言葉がわからないので、??という所はありましたが)新しい発見がありました。

 午前後半はいよいよ私の担当するWork Sessionです。経済産業省の審議官岡田さんをスピーカーにおむかえしたEarthquake, Tsnami, & Fukuashima’s nuclear emergencyというタイトルのセッション。どう進めようか、かなり迷ったのですが、私は震災の時に日本にいなかったこと、でもどうしても帰ろうと思ったこと、帰って安心したこと、など少し個人的なことを話し、岡田さんのプレゼンテーションに移りました。質疑応答を始める前に(Work sessionはInteractionが鍵です!)、このセッションが今回のシンポジウムのテーマであるPowerにどう関連がありそうかという私の意見を述べました。 それから質疑に入りましたが、厳しいコメントあり、なるほどと思う質問あり、と1時間半のセッションはあっという間に終わりました。時間も迫ってきた時に出た質問が、「日本の経済の今後」という前向きのものだったので、それを最後にセッションは終わりました。その後何人かの人から質問されたり、話をしたりしましたが、一応無事終わったので、ほっとしました。  

 その後、すっかり忘れていた(その前のセッションのことで必死だったので)のですが、学生エッセイ・コンテストの審査員(私もその一人)とコンテストの受賞者3人、それからFoundationの方々とのランチがありました。審査委員長は以前から知っていましたが、他の審査員とは電話会議をしただけで、直接お目にかかるのは初めてでした。皆それぞれ意見や見解がはっきりしていました(かなり議論になります!)し、受賞した学生のコメントが明快なので、感心しました。こうした機会を与えていただいているのは、とても幸運だと思います。

 午後はBPとShellのCEOによるパネル、イスラム関連の財団創立者のインタビュー、Postcrisis rebalancingという経済のパネル、Leaders of tomorrowとBBCのPeter Day氏とのInteractive session, Energy Securityのパネルがあり、最後はSwiss Confederation Vice Presidentの基調講演、そして、このシンポジウムのために1年がかりで活動をしてきた学生グループのISCの紹介があって、シンポジウムは終わりました。

 2日間公式プログラムだけで朝8時から夜8時まで、その後ディナーなどがあるというとても凝縮されたシンポジウムでしたが、いろいろな点で大きな刺激がありました。学生が企画運営していて、会議全体がLeaders of Tomorrowを盛り立てようとしているこのシンポジウムは、本当にすばらしいと思います。