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 最近感じることに、なぜあるセミナーやシンポジウムなどのイベントでは、そこにいる人が自由に自分の意見や質問をしたり、となりにたまたま座った人やブレークで会った人と話をしたりするのに、一方では、こうしたことがほとんど起こらないイベントがあるのはなぜかということです。 

 一般的に(かなり大雑把ですが)、若い人、外国の人がまざっている場合は、かなり自由な雰囲気、意見をすぐ聞かれるし、また意見をいうことが期待されているようです。最近の事例では、St. Gallen SymposiumGlobal Risk WorkshopTEDxTokyo2011などは、その場で誰にあってその後の活動に結び付けるか、プレゼンテーションやディスカッションについていろいろな意見が聞けるか、自分の意見をどれだけいって議論するか、ということがその場に参加することの大きなメリットと感じます。また、言いたいことをかなりはっきり言えるし、議論もできるので、気分的にも開放され、生き返ったような気がします。

 一方、あまりその場で意見をいう雰囲気や質問自体がない、それが個人のネットワークへとつながらない、という場合は、消化不良という感じになり、あまり後味が良くありません。 なぜこんな会合にいったのか、時間の無駄ではなかったか、と感じることもあります。

 こう考えると、いかに若い人に前者のような雰囲気を自ら知ってもらうか、そうした場に自分でいって感じてもらうか、が私には課題となります。実際、セミナーをしたり、後で名刺交換したりすると、若い人からいろいろ訴えるメールが来ることもあります。これは「グローバルキャリア」にも書いたことですが。。。

 当面は、6月3日に六本木アカデミーヒルズで開かれるグローバル・アジェンダ・シリーズ「外国メディア-海外報道の舞台裏」を、そうした自由に発言できる、有意義な場にしたいと考えています。そうした機会を作りたいと思っています。お申込みはこちらから。(一部宣伝でした!)

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コメント

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  • コメント (3)

    • 清水理恵
    • 2011年 5月 28日

    セミナーでの議論ですが、先生が書かれた”盛り上がる議論”というのを体感したことがありません。
    どちらかというと、質問をしてそれに淡々と答えて、「はい、次の方」という感じのものが多いです。
    きっとセミナーの世界というか土壌が先生のものとは違うのだろうなと思います。
    一度体感してみたいです。

    アジェンダ・シリーズに行ってみたいのですが、東京ですよね。関西でももっといろいろあればいいのにな、と思うのですが。。先日、リッツカールトンのパティシエの方にお話を聞く機会があったのですが、「今年のお菓子のトレンドは?」という質問に対して「ラスクも、ロールケーキもピークを過ぎたが、何しろ震災の影響で東京が低迷し、発信しないのでなんとも言えないというのが実情」という答えでした。やっぱり「東京発信」な世の中で、それ以外のところからの発信は「そんな中でも地方はこういう挑戦を・・」という扱いなのかなぁと思いました。

    ところで、以前先生の名刺をいただいたのですが、前にお勤めの大学のものでして、現在のメールアドレスが分からないのですが、教えていただけないでしょうか。
    実は妹が福祉系の大学に通っていまして(この4月から福祉施設で働いています)、卒業論文を書いたのですが、その視点が大学生ならではでぜひ先生に送付させていただきたいと思ったもので。

    • yishikura
    • 2011年 6月 02日

    清水さん、石倉です。コメントありがとうございました。質疑応答というより、一緒に考えるという感じですよね。質問ー答ー質問というhub & spoke型の議論はあまりおもしろくないと思います。そうなってしまうと、議論が広がらないので。
    これだけITが進んでいるのに、東京中心というのはどう考えても変だと思います。もっと何か所かユニークな所ができても良いですね。

    • 清水理恵
    • 2011年 6月 05日

    お忙しい中、お返事ありがとうございます。
    東京中心とそれ以外という括りは頑丈そうです。。

    やっと「グローバルキャリア」の本を買いました。
    これからじっくり読みます。

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