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昨日7月23日、お台場で国際女性ビジネス会議が開かれました。For English=> 今年は節電ということで、朝7時開場、8時開始だったのと、私は「グローバルキャリア」などの本を割引販売することになっていたので、6時のゆりかもめの始発に乗ってお台場に行きました。(起きたのは4時前!) 涼しく、ゆりかもめは東京湾の上を走るので、気分が良いなあと思いながら、会場に着き準備をしました。(KMDの学生が3人朝早くから来て手伝ってくれたのです!)

会議は主催者の佐々木かをりさんのあいさつから始まり、まずネットイヤーの石黒不二代さんの英語での講演、ILOの荒井さんの講演がありました。石黒さんとは何度かパネルなどでご一緒したことがありますが、私が以前研究していたシリコンバレーとボストン近郊の比較が紹介され、とても興味深いものでした。この研究をしたのは、Annalee Saxenianで、私は以前UC Berkeleyに訪ねていったり、何度か会ったことがあります。とても素晴らしい学者です!) 荒井さんのお話はグローバルサプライチェーンの末端にある児童労働、こうした課題を解決する上での多国籍企業や政府の連携の必要性など、グローバルサプライチェーンは企業の戦略、児童労働は社会的課題と、これまでは分けて考えていたことを、統合的に考える必要性と効果を考えさせられました。

いよいよその次が黒川清さんと私のスペシャルトークでした。演壇やスライドというそれまでのやり方から、椅子に座ってカジュアルに勝手?に話すというスタイルに変わったこともあり、まず参加者の皆さんへの問いかけから始めました。ずっと座って聞いているだけだと疲れるし飽きるのではないか(私はそうなので)と思って、マイクを持って歩きまわりながら、トークを始めました。

黒川さんとは、英語か日本語か、30分なので短いコメントにしましょうという程度で何も打ち合わせをしませんでしたが、黒川さんは「ボーダーを超える」必要性とをいつも奨励しているので、今回の会議のテーマ「ボーダーを超える発想・行動」から話を始めました。黒川さんによって私自身がどれだけボーダーを超える機会をいただいたか(時々は超えられなかったか)などを話しました。黒川さんは話がストレートですし、単線思考を避ける、多様な経験、地域だけでなく時間を超えた知識や発想を提案されているので、そのあたりも少し説明をいれながら、話していただきました。

最後に私の最近の経験「ボーダーを超えようと思ってICSというビジネススクールからKMDというメディアデザインの大学院に移ったけど、右も左もわからず、自信を失ってしまったこと、特にテクノロジーやプログラミングは言葉もわからないので、かなり落ち込んだ」という話をしました。これは、私の一番最近の経験ですし、「ボーダーを超える」というのは簡単ですが、実際にやると、いろいろなことが起こることを紹介したものです。(「グローバルキャリア」ではKMDに移るという所までしか書いていないので) 最後にそれぞれ一言、参加者へのメッセージを英語でいって、スペシャルトークは終わりました。

その後仙台市長の奥山さんが東北の現状や課題、佐藤尚之さん(さとなおさんです)が「壁をこえるソーシャルネットワークの力」について講演をされました。私は3週間ほど前に東北にいったので、奥山さんのお話はとても印象的でしたし、課題の大きさも感じました。さとなおさんのお話は先日KMDでセミナーをしていただいた時にも聞いたのですが、ソーシャルネットワークが持つ可能性が限りなく大きいことを感じて、とてもInspireされました。

その後8つのグル―プに分かれた分科会があり、私は「キャリアを伸ばす大切なポイント」という分科会に参加しました。アクサ生命保険の金子さん、メルクセローナのローさん、JR東日本の鎌田さんとご一緒でした。キャリアで課題を持つ(と思われる)方々から、いろいろ質問が出ましたが、あまりまじめに考えすぎているのではないかなあ、周囲を気にしすぎるのではないかなあ、と感じました。

私は意外?に「大雑把だ」といわれていますが、あまり考えすぎず、まずやってみる、ダメならダメでまた考えるというのが良いのではないかと思いました。(自信を失ったりしている時はなかなかそうはいきませんが。。。) ロールモデルやメンター、キャリアもそうですが、一人やひとつに限る必要はなく、組み合わせやポートフォリオを考えたり、どんどんシフトしていっても良いと思います。

パネルの後レセプションで何人かの方ともお話しましたが、「もう少し気楽に考えます」といっておられる方が多かったように思いました。全体や周囲を考えることは大事ですが、まず自分中心、自分がやりたいことを考えてから、周囲を考える、順序を逆(周囲を考えてから、その期待にこたえるために自分のことを考える)にしない方が良いと思います。

多くの方々に本を買っていただき、たくさんの名刺をいただきました。朝早く起きていった甲斐がある、すばらしい会議だったと思います。また参加者の方々だけでなく、ゲストの林文子さん(久しぶりにお目にかかりました)やパネリストの方々とも短時間でしたがお目にかかることができて、私自身にとっても有意義な機会でした。

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