KMDでは「プロジェクト」がカリキュラムの目玉になっています。For English=>  私は、4月から来たばかりで、様子がもうひとつわからなかったのですが、始まる前に何人かの教授に相談したりして、何とかプロジェクトをアレンジしようとしてきました。やりたいことがいくつかある中、大体のアイディアを提案書にまとめ、興味をもってくれそうな企業やプロジェクトの内容にコメントをしてくれそうな人にどんどんアポイントをとって会いにいき、意見を聞き、サポートしてくれそうか、感触を探ったのです。(提案書はこれまでたくさん書き、書き直しをくりかえしています。)

 「このアイディアでは、差別化ポイントがない」とはっきりいってくださる方もいれば、はっきりダメとはいっていなくても「脈がない」と推測できる相手もあり、それを繰り返したり、さらにアイディアを考えて多くの人や企業に相談しているうちに、次第に形ができてきたらしい!ものもあります。

 一方、アイディアはとても良いのですが、社内で実現するために、何度も企業のトップに会いにいっても、なかなか進まないものもあります。(元は私のアイディアではなく、ある企業に勤める人のアイディアで、それを具体化する中で相談にのっていたものです。)

 こうして二転三転して今に至るのですが、だんだん形が見えてきたとはいえ、まだこうした試行錯誤や企業や組織への働きかけは続きます。コンセプトを説明しているうちに、よさそうなもの、全然可能性がなさそうなものが次第に区別できるようになったり、いろいろ話しているうちに、最初のアイディアからかなり違った組み合わせが思い浮かんだり、とこのプロセスは苦労も多いですが、楽しい?所もあります(かなり無理していますが。。。)

 ここ2週間のうちに多くの方に会い、説明し、いろいろな可能性を探り、しだいに形にしていく、これが「考える」ことであり、「新しいものをつくって、売る(アイディアやプロジェクトも)」ことだと感じます。どんどん進化していく様子が感じられるプロジェクトもあれば、一方、どれだけがんばって試行錯誤してもダメなものもある、ということが体感できます。以前、起業家のパイオニアの方が「どんなにやってもダメなことってあるんだよね」といっておられたことを思い出します。 しかし、一度ダメになったと思うものがまた何らかの拍子に生き返る、少し違った形で実現できることもあります。これがプロジェクトのおもしろさだと思います。