記事の詳細

この10日間ほど、日本でもいくつかセミナーやシンポジウムに参加する機会がありました。次々あるので、ブログに書くのが追いつかないのですが、2つご紹介します。ひとつは慶應丸の内キャンパスで10月6日に開かれた夕学五十講です。こちらは「『OR』から『AND』への戦略シフト」というタイトル、もうひとつは、10月14日慶應日吉キャンパスの藤原洋記念ホールで開かれたソニー寄附講座公開シンポジウム「イノベーションと雇用」です。

夕学五十講のほうは、2010年9月に出した「戦略シフト」を中心に、最近話題になっているリーダーシップなどにも少し触れました(講座のブログはこちらです)。 事業環境の変化、戦略への意味合い、つながっていてスピードが桁違いに速い世界の中での競争力など、そもそもテーマが広い範囲にわたっていること、それからこうした世界に対する感覚が日本にいるとあまり感じられないことなどから、最近私が強く感じている危機感、さらにKMDでやっているプロジェクなどを話そうとしたため、具体例を十分お話することができませんでした。

課題や世界のつながりから来るシステム的解決案の必要性、同時にスピード感覚の必要性という相反する課題がまさに今、世界のリーダーの知恵へのチャレンジでもあります。具体例を探し(数が少ないのですが)、それをわかりやすく説明するのが私の役割でもあると感じました。

ソニーの寄附講座は、テーマがもっと広く、雇用とイノベーションであったこと、スピーカーが清家篤塾長、モデレーターがソニーコンピューターサイエンス研究所の所眞理雄会長であったこと、などから、パースペクティブがとても広いものになりました。清家塾長が、歴史的、理論的な観点から雇用とイノベーションについてお話されたので、私は今現在どんなことが起こっているか、今後どうなりそうか、などをアブダビでの会議の議論、私が今KMDでやっているプロジェクトなどの話も含めて、ご紹介しました。

対談は、所さんの司会で進められましたが、歴史、世界、技術、将来にわたるテーマが出て、とても興味深いものでした。いくつかの課題については、私も十分考えていなかったので、話が不十分だった点もありますが、会場からの質問も比較的活発でした。

こうした2つのセミナー、シンポジウム、その間にあったアブダビでの活発な議論、いろいろStimulatingなこと、またもっと知りたいと思うことが多く、自ら世界に発信すると同時に、世界からそして多くの分野から知識や情報を得て、自ら「考える」、そして「解決案」を実行し、何らかの成果に結び付けることが大切だと再認識しました。

これからの課題が多く見つけることのできた、ともすれば圧倒されそうな気もする1週間でしたが、同時に世界の広さ、考えること、実行していくことの楽しさを感じた1週間でもありました。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る