私の好きな言葉のひとつに「Follow your heart」があります。For English=> これは「自分の心のままに」というような意味なのですが、有名なSteve Jobsのスタンフォードでのスピーチでも確か出てきています。(あまりいろいろな所で聞き、自分でも座右の銘としていっているので、わからなくなってしまいましたが。。。)

「自分の心に素直にしたがって、夢を追い求めよう」「自分が好きなことを見つけたら、それをとことん追い求めよう」と私は解釈しています。この言葉を聞くといつも思うのは、自分が本当に好きなことを年若いうちに見つけることができると、人生はとても豊かになるだろうということです。ですから、子どもの時に文楽に触れてその魅力に取りつかれた、小学校の時に将棋を教えてもらってそのおもしろさに夢中になった、高校生の時にレコード?を聞いて自分の一生が変わって指揮者になったというような話を聞くと、本当にすばらしいと思いますし、その話に感激してしまいます。

私自身、今やっていることは本当に好きですし(最近インターアクティブなクラスをするようになって毎日楽しくてたまりません!)、さらにもっとやりたいこともあります。(このあたりは「グローバル・キャリア」にも書いています)

一方、好きなことがあるのに、それを追い求めないで、「普通」のキャリアを目指している人を見ると、なぜかなあ?と思ってしまいます。特に若い人の場合はまだ人生始まったばかりなのに、なぜ他の人と同じようなことをしようとしているのだろうか、と疑問に思います。若いうちはたとえその好きなことが予想通りキャリアに結びつかなかったとしても、いくらでも方向転換できますし、好きなことを集中してやったという経験は何事にもかえがたいです。また当初目指していたものではなくても、違う道が開かれることが多いです。(私も予想していたように進まなかったけれど、全く別のことを大いに学んだという経験は何度かあります)

「本当はxxしたかったのだけど」と思って終わる人生にはしたくない、この世を去る直前に「私の夢はxxだったのだけど、やらなかった」と思うことだけはしたくないと強く思います。(この種のことをブログでは良く書いていると思いますが。。。)

実際、本当に好きなことをしていると時間を忘れてしまいますし、いくら大変でもあまり疲れを感じません。 好きなことをやっている人は、実はどんなに苦労があっても、生きているという感じがしますし、ハッピーそうに見えます。一緒にいるだけで、そのパッションやエネルギーが感じられます。何でも良いのですが、そう打ち込めるものを見つけた人はそれを大事にして、徹底して追求したら良いと思います。

最近、本当は音楽をやりたいのだけど。。という若者のことを知りました。何しろ好きらしいし、とても才能があるようだし、実は音楽大学にいったら良かったのではないか、と思ったと聞いたのですが、なぜか、それを追い求めてアクションを起こしていないようなのです。まだ20代初めなので、会うたびに「まだ遅くないから、これからやったら?」といっています。

実は、年齢が高くなってからでもその気さえあれば、ほとんどのことはまだチャレンジすることができると思っているので、私が今20代初めだったら、チャレンジすると思うからです。先日あるセミナーで、「誰でも子供は何でも自分でやりたがる。私たちは皆そうした心を持っていたけど、それをどこかで失ってしまっているのではないか、それを取り戻したら」といった所、大学生が「子供は失うものがないからリスクをとれるのではないか」と質問してきました。

私から見れば、大学生は失うものはほとんどないし、失敗してもやり直す時間が十分あるし、失敗から学ぶことも多いから、リスクをとることができると思うのですが。。。

いつになってもFollow your heartで進みたいと強く思います。特に最近恩人や親しい友人を続けて喪ってしまったので、今という時間を大事にしよう、無駄に過ごすことはやめよう、将来を不安に思ったり、過去を後悔したりせず、「今」を生きようと思っているからかもしれません。自分の人生は他の誰のものでもなく、自分のものなのですし、私たちが生きている意味は確かにあるはずですから。