ダボス会議4日目(1月29日)は、朝8時の朝食会から始まりました。会場が山の上にあるホテル(水曜日にディナーをした所)だったので、少し時間に余裕を持ってホテルを出たら、40分位しかかかりませんでした。雪が少し降っていましたが、あまり寒いという感じはなく、歩いている途中でなぜか、若い人に「おはよう!」とか「今日は寒いね!」とか声をかけられました。どうしてかなあ、と思ったら今日は土曜日!多分週末でリラックスしているせいでしょう。

朝食会は、新しい若いメンバーなどが入ったこと、とてもオープンな雰囲気で行われたことなどから、厳しいが的を得たコメント(このままではオンラインでやっても活性化しない、VCの資金援助は受けられないなど)が出て、とても有意義でした。特に私は、KMDやGASなどで試しているウェブサイトやSNSへの示唆としても参考になることが多いものでした。こうしたプロセスを経て、コンセプトやビジネスモデルが整備されていくのだろうと思いました。

その後、日本から来ている若い女性数人とダボスの印象、どんなことをしたらよいかなどちょっと話をした後、今朝、朝食会で話したプロジェクトについてインタビューを受けました。前回に比べるといいたいことがはっきりしていてやりやすかったので、メッセージがうまく伝わると良いと思います。

昼は枝野、古川両大臣を囲むジャパン・ランチがあったので、そこに出席し、同じテーブルだった日本に関係の深いビジネスマンおふたりと話ができたことも収穫でした。(何度かあっていて顔見知りなのですが。。。) それからまたCongress Centerに戻り、最後のセッションの準備をしたり、ブログを書いたりしました。

その後、私の好きなideaslabのセッション、それもGlobal Shapers教育というテーマ のセッションがあったので、最後まではいられないことがわかっていたのですが、最初のプレゼンテーションの部分だけ参加して、コメントをしました。(後でSoireeの場、でその時のGlobal Shaperにあったので、しばし話しました)

chefsme その後がいよいよ今回最後のセッション、Crossing Boundaries with cuisineでした。会場が4時半まであかなかったので、その後で機材を運びこみ、お二人のSuper Chefは準備に忙しくしていました。ダボス会議では他にもArts & Culture関連のセッションがあるのですが、その場で料理のデモンストレーションをするのは初めてだったので、準備がかなり大変でした。45分間で準備をして(といっても私はおふたりのシェフにどう紹介したら良いか、など聞いただけで後は見ていた) セッションが始まりました。

Schwab5メキシコのChef Margaritaがまず最初にherbをたくさん使ったソースの紹介をし、その後でChef Morimotoが、新鮮な魚を使ったすばらしい料理をデモンストレーションしました。シェフは、時間にも幾分追われ、デモンストレーションしながら、英語で説明するので、なかなか大変だったと思いますが、さすがプロ!という感じでした。

会場は満席、皆とても楽しそう、時間通りに終わった後、皆で味見をしたり、写真をとったりして、私もとても楽しいひと時でした。終わった後、世界経済フォーラムのExecutive ChairmanのSchwab 教授とMrs. Schwabが来られて、味見に参加されました。今回ダボスでまだおふたりにお目にかかっていなかったので、しばし話をしました。

このセッションは、「国境を超える」というテーマだったのですが、料理でも、その土地の食材を使い、その国の人に身近なものと新しいアイディアを組み合わせて、なるべく多くの人に知ってもらうというアプローチと、自国のもの(別の国では得られないもの)を運んで、オリジナルのよさ(味だけでなく、文化、ハートなど)をアピールしようとするアプローチという2つのやり方が対照的でした。特に料理は誰の心をもとらえ、心を温かくするものだと思うので、こうした試みをダボス会議でするのはとてもすばらしいと思いました。

最後の出番が終わったので、ホテルに歩いて帰り、着替えてから、Soireeに向かいました。(さすがに歩いていく服装ではないので、バスに乗って、会議中とは様相が一変したCongress Center に行くのです) 今年は、Brazilian Soireeなので、バンドのボサノバ風、飲み物食べ物も珍しいものが多く、楽しいものでした。会議中とはうってかわって、Black Tieで皆見違えるよう。

Soireeは夜中まで続くのですが、2時間たちっぱなしだったので、適当な所(といっても11時近く)にホテルに帰り、私にとってのダボスの5日間は無事終わりました。寒い中、体力勝負という側面もありますが、いろいろな分野の人、いろいろなテーマのセッションや会合があって知的刺激も大きなすばらしい機会でした。特に今回はいくつか実行への道筋が見えてきたものがあり、その点でも有益でした。